原文入力:2009-04-06午後09:02:15
イ・ジョンゴル議員 対政府質問書…該当報道機関 “根拠なく免責特権乱用”
警察, 捜査対象 6人 1次調査
キム・キソン記者,イユ・チュヒョン記者
←イ・ジョンゴル民主党議員(右側)が6日午前、国会本会議でイ・ダルゴン行政安全部長官(左側後ろ姿)に‘チャン・ジャヨン文書’に登場する報道機関代表と関連した報告を受けたかを問い詰めている。キム・ジンス記者jsk@hani.co.kr
タレント故チャン・ジャヨン氏が亡くなる前に作成した、いわゆる‘チャン・ジャヨン文書’に登場する新聞社の実名とその代表者の姓が6日国会対政府質問で公開された。
イ・ジョンゴル民主党議員はこの日、対政府質問でチャン氏事件に対する警察捜査と関連しイ・ダルゴン行政安全部長官に「チャン・ジャヨン文書によれば‘当時○○日報0社長を迎え、その後数日後にスポーツ○○社長が訪問した’という句がある」として「(こういう内容を)報告を受けたか」と尋ねた。先月13日<韓国放送>が‘チャン・ジャヨン文書’の存在を具体的に報道した後、この文書に不適切な接待の対象として記されている新聞社代表の名前が公開されたのは今回が初めてだ。
←チャン・ジャヨン氏事件の警察捜査対象者
イ議員はまた「警察が報道機関代表の顔色を見て調査をわい曲させ調査が出来ないようにして(そうするけれど)行安部部長官(として)責任を感じないか」とし「すでに告訴され文書にも出ているのに、それでもなぜこのように明らかになることを敬遠し恐れているのか。本当に報告を受けたことはないか」と促した。
これに対して、イ長官は「リストの存在や内容に対して報告を受けることができなかった」として「事件の発端と捜査内容に不一致な点があり混線しているので(警察側に)注意を与えたことはある」と答えた。
イ議員の代表実名公開について該当報道機関はこの日午後、報道参考資料を出し「免責特権を持った国会議員であっても、対政府質問で全く根拠がない内容を‘当て推量’式に尋ね、特定個人の名誉に深刻な打撃を被らせることは免責特権の乱用に該当する」と主張した。この報道機関関係者は「(私たちの会社社長は)チャン氏と一面識もなく何の関連もない」と話した。
これと関連して、チャン氏事件を捜査中のイ・ミョンギュン京畿地方警察庁強力係長はブリーフィングで「国会で何を根拠に実名が議論されているのか分からないが、実名を確認することはできない」と明らかにした。
一方、警察は去る5日までにチャン氏事件の捜査対象に上がった要人9人のうち6人に対して1次調査を終えたと明らかにした。警察は残り3人に対する調査は今週中に進行されると付け加えた。
警察はしかし「調査を終えた6人は盆唐警察署ではなく、彼らが願う警察署や本人の事務室で調査し、残る3人もやはりこういう方法で調査する計画」と説明した。警察は特に調査が終った後、捜査対象者らの疑惑が重要な場合にのみ盆唐警察署に呼ぶと明らかにし‘様子伺い’捜査という批判が続いている。
警察はチャン氏の前マネジャー ユ・某(29・H企画会社代表)氏を7日呼び、文書流出経緯および名誉毀損疑惑などに対する調査を終えることにした。警察は「ユ氏に対する召還調査は今回が最後」と明らかにし、拘束令状申請など刑事処罰のための手順を踏んでいることを明らかにした。
城南/キム・キソン,イ・スンジュン,イユ・チュヒョン記者
player009@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/348298.html 訳J.S