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イ・ハング "チャン・ジュナ疑問死糾明 大統領選挙後にやろう"

原文入力:2012/10/05 19:55(1521字)

←コ・サンマン前疑問死委調査官(現、ソウル市教育庁監査官)はチャン・ジュナ疑問死調査のために彼の遺体が発見された京畿道(キョンギド)抱川(ポチョン)薬師峰の現場を20余回訪問し、当時同行者と検察、警察官、中央情報部関連者など140人余りの参考人に会った。 ‘目撃者’を自認するキム・ヨンファン氏にも15回会った。 これを土台に2003年70余ページの非公開報告書を作った。 右写真はチャン・ジュナ先生の生前の姿。 高陽/カン・ジェフン先任記者 khan@hani.co.kr ,資料写真

民主党に提案…民主 "選挙後にするのは政略的"
再調査を配当された行安部 "調査権限ない" 結論

 イ・ハング セヌリ党院内代表が5日 「大統領選挙の後に故チャン・ジュナ先生他殺疑惑真相調査をやろう」と民主統合党に提案した。 民主統合党は「疑問死真相究明に時期が別に有るわけでない」として、イ院内代表提案に否定的な態度を示した。

 イ・ハング院内代表はこの日<ハンギョレ>との通話で「チャン・ジュナ先生の疑問死と関連して疑惑がある点はいくらでも調査しようと言うことに全面的に賛成する」として「しかしこの懸案が政治的に悪用されることは容認できないだけに真相究明が目的ならば大統領選挙後に調査することを民主党に提案する」と話した。 イ院内代表は「(民主党が)チャン先生疑問死事件関連証人採択問題のために国会行政安全委を中断させるのは望ましくない」として「これまで真実糾明を5回もしたが、何かがあるように度々話すのは故人に対する冒とく」と話した。

 これに対してパク・ヨンジン民主党スポークスマンは「過去事訂正と疑問死真相究明という歴史的課題を選挙以前と以後に分けて考えるイ院内代表こそ政略的な思考でこり固まっている」としながら「真実糾明を妨害することこそ遺族を冒とくし故人を二度殺すこと」と話した。

 この日国会で開かれた行政安全委員会初日の国政監査は、チャン先生他殺疑惑関連証人採択問題をめぐり与野党が対立し、一時会議中断するなど爬行した。 民主党のイ・チャニョル、ペク・ジェヒョン議員らは「セヌリ党がチャン先生の他殺疑惑を明らかにする証人採択を拒否しているが、この問題を解決しなければならない」と要求したが、セヌリ党コ・ヒソン、カン・ギユン議員は「国政監査後に与野党が真相調査委を設けよう」と対抗した。

 チャン先生疑問死事件再調査問題を検討してきた行政安全部はこの日 「調査権限がない」 と結論を出した。 行安部関係者は 「過去疑問死真相究明委調査時は関連法に資料提出を要求したり召還に応じない時に任意同行を要求する権限があったが、行安部にはそのような調査権限がない」と話した。 これに先立ち遺族らは去る8月チャン・ジュナ先生疑問死再調査と真相究明を大統領府に要求し、大統領府は国家権益委員会を通じてこれを行安部に割り振った。 チャン・ジュナ記念事業会は「大統領府が調査権限のない行安部に事件を渡すのを見て、現政権に再調査の意志がないものと判断し‘チャン・ジュナ先生暗殺疑惑糾明国民対策委員会’を設けた」として「法医学チームを構成して今月中に遺骸の精密鑑識を始めるなど真相究明のために可能な全てのことをする」と明らかにした。

ソン・ヨンチョル、パク・ギョンマン記者 sychee@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/554491.html 訳J.S