原文入力:2012/10/04 22:09(823字)
6・15共同宣言実践南側委 要求
北韓メディアでも "宣言履行を"
南北首脳による10・4共同宣言発表5周年をむかえて、南と北で李明博政府がスタートして事実上ほごにされた10・4宣言の回復と西海平和特別地帯などの合意内容の実践を促す声が出てきた。
キム・サングン6・15共同宣言実践南側委員会常任代表は4日、ソウル、中区(チュング)のプレスセンター19階で開かれた‘10・4共同宣言発表5周年記念式’で「李明博政府の去る5年間、平和と共同繁栄の構想だった10・4宣言が埋没させられ、南北関係は断絶し梗塞し砲声が鳴り罪なき命まで奪い取った」と批判した。
キム常任代表は「5年が過ぎた今、私たちは再び経済特区を開城(ケソン)から海州(ヘジュ)に拡大し、西海の北方境界線を共同漁労区域に変え、京義(キョンウィ)線を中国の鉄道と連結し、白頭山(ペクトゥサン)観光を始める10・4宣言の夢を見ている」として「2013年を夢をかなえる年にするために力強く進もう」と提案した。
北韓の<朝鮮中央放送>はこの日6・15南北共同宣言実践北側委員の話を引用して「10・4宣言により北と南、海外の全ての同胞の前途には民族繁栄と自主統一の新しいページが開かれた」と報道した。
また、北韓のウェブサイト<我が民族どうし>も「10・4宣言には西海を平和の海にするための方案も明示されている」として「6・15宣言と10・4宣言が履行される時、戦争の火種、紛争の禍根を抱いた西海は平和の海、民族繁栄の海に転換され、南北関係の発展を追求するだろう」と明らかにした。
キム・キュウォン記者 che@hani.co.kr
原文: 訳J.S