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‘龍山惨事’ 主人失った酒場, 疎通の場に変貌

原文入力:2009-04-06午後03:33:51
故イ・サンニム氏 店で‘ロウソクのあかり メディアセンター’ 活動
‘ロウソクのあかり 放送局’ 運営…1階で惨事告発作品展示

キル・ユンヒョン記者

←‘インターネットユーザーTV’活動家たちが5日夕方、ソウル,龍山,南一堂ビル前で開かれた‘龍山撤去民惨事 追慕ろうそく集会’を中継している。 パク・ジョンシク記者anaki@hani.co.kr

「毎晩7時、ここでインターネットユーザーTVを通じて龍山ろうそく集会が生中継されます。」‘龍山撤去民惨事’が起きたソウル,龍山区,漢江路2街,南一堂ビルのすぐ後方に位置したレアホープ2階、5日ロウソクのあかり市民連席会議のホ・ギョン氏は笑いながら去る3日ドアをあけたロウソクのあかりメディアセンターを紹介した。ロウソクのあかり市民連席会議は昨年夏‘牛肉ロウソクのあかり’から去る1月の‘龍山ロウソクのあかり’まで路上でロウソクのあかりを掲げてきた市民たちの集いだ。

この日午後、センター内は‘龍山ろうそく集会’を中継するための‘インターネットユーザーTV’活動家たちの熱気で暑かった。龍山惨事汎国民対策委員会はセンターに‘ロウソクのあかり放送局’を開き、教育・医療・民営化・非正規職など多様なロウソクのあかりたちが疎通できる空間にする予定だ。

ホ氏は「センターが意味を持つのはその場所のため」と話した。センターが整えられた建物は、警察の過剰鎮圧で命を失った故イ・サンニム(71)氏が去る20年余り‘漢陽カルビ’という名前の飲食店を運営してきた所で龍山惨事の直前まではビヤホールに業種を変え息子夫婦と生計をたててきたところだ。建物1階には龍山惨事を告発する作家たちの作品を展示する‘レア ギャラリー’が作られた。

パン・ネグン龍山汎国民対策委共同執行委員長は「ロウソクのあかりメディアセンターの開所は、2005年平沢米軍基地拡張反対運動の時お目見えした‘空き家占拠’運動の開始を意味する」として「これから‘龍山守り’たちを集め、この龍山4区域の空き家を一つ一つ占拠していく予定」と話した。

平沢運動の時に大きな反響を起こした文化・芸術運動も本格化している。ルポ作家15人は平沢農民たちの事情を集めた<野良が泣く>のような口述集<ここに人がいる>(人生が見える窓)を最近出した。本には開発狂風によって生活基盤から追い出された高陽,楓洞,水原,勧善3地区撤去民などの顛末が語られている。演劇人たちは先月20日から毎週金曜,夕方7時に南一堂横の路地で小文化公演を始めている。10日には清州の芸術家の集い‘トゥレ’と大邱の歌集団‘良い友人たち’等が現場を訪れる予定だ。

‘龍山惨事と共にする芸術家たち’は4日釜山を始め、龍山惨事を告発する‘亡涙展巡回展示に入り、延世大総学生会と文化連帯は23日から二日間、延世大100周年記念館で龍山惨事遺族を助けるための慈善コンサートを開く。パク・ネグン共同執行委員長は「龍山惨事100日と‘牛肉ロウソクのあかり’ 1年をむかえる5月初めに、惨事責任者らを国民法廷に立たせる行事を進行す」と話した。

キル・ユンヒョン,キム・ミンギョン記者charisma@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/348243.html 訳J.S