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ノ・ジョンミョンYTN労組委員長 “グ・ボノン反対闘争 継続”

https://www.hani.co.kr/arti/society/media/347931.html原文入力:2009-04-03午後10:47:19
パク・チャンソプ記者

“グ・ボノン氏を社長と認められない。グ氏に反対する行動を継続する。”

去る4月1日。電撃的な労使合意で解放されたノ・ジョンミョンYTN労組委員長は3日、ソウル 南大門路 YTN社屋で自ら要望し開いた記者会見で、労使合意が‘落下傘社長反対闘争’の終了でないことを明確にした。 YTN労使は去る1日、会社側が労組に対する告訴・告発を取り下げ、労組側はグ社長に対しての敵対行為を終了してゼネストを解くことに合意していた。
ノ委員長は“解雇者問題でなく不当な告訴を取り下げるのが(労使合意の)目的だった”とし、“即座の一括的な復職がなされること以外にどんな調整や妥協もない”と釘を刺した。ノ委員長は“裁判所の決定によりただ一人の解雇者に対してでも無効判決が下されるならば、彼と関連したすべての人が責任を負わなければならない”と会社側を圧迫した。

ノ委員長はまた“労組は依然としてグ・ボノン氏を落下傘と規定する”とし、‘グ・ボノン社長反対’を強調した 現実的に社長と認定されているが、労組の精神・言論人の精神で彼を社長と認められないということだ。

今後の具体的な闘争方式に対しては“あまりに過酷で疲弊する闘争方式はもう変化の時期を迎えている”とし、“賢明で、世論の支持を受けることができる方式を考える”と明かした。彼は“合意書を尊重する”としつつも、ストライキはいつでもまた始めることが可能だという意志も表わした。

ノ委員長は会社側に対して“労使合意書を几帳面に見てみると、逮捕や拘束の機会を悪用してどうにか労組を屈服させるという拙劣な意志が見えた”とし“共生と調和の精神がない”と批判した。

彼は“拘束されている間、労組にとって大きな荷物になってしまったことに心が落ち着かなかった”とし、労組員らに申し訳ないのと同時にありがとうの言葉も忘れなかった。彼は“法という名前で包装された権力の道具がどれくらい不当なのか今回の拘束を通じて生々と体験した”という話も付け加えた。

視聴者に対しては“戦いながら公正放送を守るという約束を自らにそして視聴者たちに対してやってきた。期間が長かった分だけ約束と責任感の重さを大きく感じている”としYTNとYTN労組に対する変わりない愛情を依頼した。

一方、会社側関係者は“合意事項に明示的に社長を認めるという内容はないが‘敵対行為をしない’という項目が社長を認めるという意味で、解雇者復職問題は裁判所判決に従うことにしただけで(ノ委員長の発言は)会社として理解することはできない”と話した。
パク・チャンソプ記者cool@hani.co.kr

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