原文入力:2012/09/24 21:06(1818字)
←【ソウル=ニューシス】セヌリ党朴槿恵大統領候補が24日ソウル、汝矣島(ヨイド)の党事務所記者室で過去事に関する謝罪記者会見を持った後、党舎を出て記者たちの質問を受けている。
朴槿恵セヌリ党候補 過去事 謝罪 反応
ムン・ジェイン、アン・チョルス大統領選候補 "歓迎する" 論評
朴槿恵セヌリ党大統領候補が記者会見を行い、過去事を謝罪し、ムン・ジェイン、アン・チョルス大統領選候補はそれぞれ歓迎すると評しながらも温度差を示した。
ムン・ジェイン民主統合党大統領候補側のウ・サンホ公報団長は24日「遅かったが変化した認識を見せたことは評価するに値する」と歓迎しながらも「きちんとした和解の基準は二三の話でなく真正性ある実践にある」として一線を引いた。 ウ団長は「真正性を見せるには真相究明、名誉回復が絶対に必要だ」として 「必要ならば被害者に対する補償と国家的謝罪までもするべきだということがムン候補の認識」とし、このように話した。 民主統合党は国会次元の維新憲法無効化決議案に朴候補が積極的に協力することを促した。
反面、アン・チョルス無所属大統領候補は朴候補の記者会見を肯定的に評価するという反応だけを示した。 アン候補はこの日、国民大無人車両ロボット研究センター訪問に先立ち記者たちと会い、「本当に容易でないことだったが必要なことをしたと考える」と話した。 付け加えて彼は「過去の苦痛な歴史として学び、もう新しい未来に進まなければならない」として「皆がそのような気持ちだろう」 と明らかにした。 アン候補側のユ・ミニョン スポークスマンは「今や対立構図を越えて全く同じ気持ちで和解の時代を切り開かなければならない」として「昨日と同じ方式で明日を語ることはできない」と話した。
朴候補の謝罪に一部与党関係者はとても遅かった謝罪として特別効果がないという反応を見せた。 あるセヌリ党議員は 「謝罪が遅かった。 出来ないことでもないのに支持率が下がったのでしたことで真正性がない。 これで挽回できる状況ではない。 私が見るにはすでに終わった」と指摘した。 あるセヌリ党党役員は「真正性がどこにあるのか。 支持率がみな逆転した後にしたことだ。 本当はしたくないが、仕方なくしたというのではないのか。 朴候補を支持する人々が自分を合理化する名分を与える程度にしか役立たない」としその意味を一蹴した。 ある与党関係者は 「今日のメッセージを今後どれほど見せるかに掛かっている。 自分と関係の良くない人々と果敢に接触しなければならない」と注文した。
←ノ・フェチャン議員
野党政治家らは朴候補の過去事謝罪発表に疑い深い視線を送った。 ノ・フェチャン無所属議員は自身のツイッター(@hcroh)に 「朴槿恵候補の謝罪はクールに受け入れなければならないですね。 しかし私たちが体験したからこそ分かるんだが、禁煙の約束と禁煙の実践は違う次元の問題です。 特に喫煙経歴50年にもなった場合ならば」とし皮肉った。
ユ・シミン前統合進歩党代表は自身のツイッター(@u_simin)に「娘が父親の墓に唾を吐くことを願う人が誰かいましょうか。 朴槿恵氏が娘でなく大統領候補として歴史の前に立ったことは良いことです。 しかし朴候補様、過去と現在が争えば未来を失うわけではありません。 未来はまさにその戦いの中で開かれます」という文を載せた。
ハン・インソプ ソウル大法学科教授は自身のツイッター(@truthtrail)に 「5・16,維新は‘憲法価値をき損’したというそんな程度ではなく、内乱罪、軍反乱罪など憲政破壊の重大犯罪を犯したこと。 人民革命党事件は‘憲法価値き損’ではなく、拷問罪および殺人罪を犯したこと。 価値評価の争点ではありません」と批判した。
公演企画者タク・ヒョンミン氏も自身のツイッター(@tak0518)に「朴槿恵の謝罪を歓迎する。 さあ今度は責任を負うだけで良い」と短く文を残した。
キム・ジフン記者 watchdog@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/553070.html 訳J.S