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“チョ・ヨンジュ建技研院長 博士論文 盗作”

原文入力:2009-04-01午後10:50:35
公共研究労組 “報告書2ヶ かけはぎ”…チョ院長側 “盗作ではない”

ホ・ジョンシク記者

←チョ・ヨンジュ韓国建設技術研究院院長

‘4大河川整備事業’研究用役を遂行した韓国建設技術研究院(建技研)のチョ・ヨンジュ(写真)院長が博士学位論文を盗作したという疑惑に包まれた。国策研究機関の首長が論文盗作論議を呼び起こしたことによって波紋が予想される。

公共研究労組,韓国建設技術研究院支部(支部長 パク・クンチョル)は1日「チョ院長が2006年,漢陽大で受けた博士学位論文‘舗装加速試験を活用した改質アスファルト舗装の効用性評価研究’が韓国建設交通技術評価院の‘舗装加速試験を活用したアスファルト舗装新材料適用方案研究’(2005年)と、同じ研究員の‘特殊アスファルト包装の長期効用性評価および改善研究’(2003年)等2ヶの報告書をかけはぎしたものであることが明らかになった」と主張した。

チョ院長論文の結論部分の効用性評価の部分の内、92ページは2003年報告書の132ページを盗作した疑惑を受けており、96~97ページは同じ報告書の137~138ページと写真などがほとんど同じだ。また学位論文98ページは2003年評価院の報告書140ページの誤打までそのまま移した。それでもチョ院長は学位論文に2ヶの報告書を参考文献に上げなかった。

パク・クンチョル支部長は「論文を盗作したという情報提供が入ってきて確認してみると、盗作水準を越えて2ヶの報告書を事実上コピーした水準と確認された」として「国策研究院長としては資質が疑わしいだけに自ら退かなければならない」と話した。公共労組建技研支部はチョ院長の退陣運動を行うことにした。

これに対して、チョ院長側は「学位論文は盗作でない」として「盗作という主張を受け入れることはできない」と反論した。

チョ院長は建設交通部道路局長,技術安全審議官を務めた後、昨年9月建技研院長に就任した。就任後の昨年12月、ポータルサイトに‘韓半島水路つなぎおよび4大河川整備計画の実体は大運河事業’という文をあげたキム・イテ研究員に当初公言と異なり‘3ヶ月停職’の重懲戒を下し研究院内外の反発をかうこともした。

ホ・ジョンシク選任記者jongs@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/347456.html 訳J.S