原文入力:2009-04-02午前01:02:22
食品医薬品安全庁 販売中止措置
“含有程度はまだ不明”
キム・ソヨン記者
←石綿が検出されたベビーパウダー品目
ポリョンNUK,ベビーラなど有名赤ちゃん用粉製品 ‘ベビーパウダー’ から発ガン物質の石綿が検出された。
食品医薬品安全庁は1日、市中で売られているベビーパウダーおよび子供用パウダーの内、‘タルク’(鉱物質の一種、滑石)成分が含まれる14ヶ業者の製品30種を集めて検査したところ、8ヶ業者の11ヶ製品と1ヶ原料など計12種から石綿が検出されたと明らかにした。食品医薬品安全庁はこれら製品に対して販売中止および回収措置を下した。
食品医薬品安全庁は「タルクは自然状態で石綿型繊維が混じっているが、製品生産過程でこれを完全に除去できないものと推定される」として「製品から石綿が検出されたが、どの程度入っているかはまだ分からない」と明らかにした。食品医薬品安全庁は「ベビーパウダーを使う時、粉が飛散そ子供が実際に吸い込む量は微小」としながらも「問題になったベビーパウダーの有害性は大きくはないと見る」と付け加えた。
だが専門家たちはきわめて微量の石綿でも、癌を起こしたと推定される事例があると指摘する。イ・サンユン‘健康と代案’常任研究員(産業医学専門医)は「主に肺癌などを起こす石綿は極めて微量を吸い込んでも危害がある」として「子供たちにはその被害がより大きいこともある」と話した。
石綿は断熱性や絶縁性などに優れており、建築資材として広く使われたが発ガン性が確認された後には順次退出している。国際癌研究所(IARC)の発ガン性等級によれば、石綿または繊維上タルクは‘人間に対して発ガン性が確実な’グループ1(1等級)に該当する。
キム・ソヨン記者dandy@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/health/347567.html 訳J.S