本文に移動

李大統領“北核解決韓・米・日共助重要” クリントン“北の若い指導者権力強化注目”

原文入力: 2012.09.09 22:11 (774)

 

 李明博大統領は9(現地時間)ロシア、ウラジオストックでヒラリー・クリントン米国国務長官に面会し北朝鮮の核問題などに対する意見を交わした。

 李大統領は面会で“北朝鮮の核問題解決のためには、韓--日共助が重要だ。両国協力関係は今後も強化されるだろう”と話したとパク・ジョンハ大統領府報道官が伝えた。クリントン長官は“北朝鮮の若い指導者が自身の力を強化する姿に注目している”とし、“経済変化について話されているが、外見上の動きとしては実体的な変化だとは考えていない”と話した。また、李大統領はチュオン・タン・サン ベトナム国家主席と首脳会談をし、両国間自由貿易協定(FTA)を早く妥結することにした。

 

 先立って李大統領は前日、ウラジミール・プーチン ロシア大統領と首脳会談を開き、南-北‐露ガス管事業などの両国懸案について議論した。李大統領は“北朝鮮核問題の解決は、南-北‐露ガス管や鉄道、送電管事業などのシベリア開発のための両国間経済協力を強化する上で緊要だ”と話したとパク スポークスマンは伝えた。プーチン大統領は“ガス管、鉄道、送電管など三角協力に協力する準備ができている”と答えた。李大統領は8日、胡錦濤中国国家主席と5分間の非公式会合を行い、雲南省の地震などについて話を交わした。

 

 去る7日出国した李大統領は、8日から二日間ウラジオストックで開かれたアジア太平洋経済協力体(APEC)首脳会議に参加し、9日の午後、次の訪問先であるグリーンランドに向けて出発した。APEC首脳会議に参加した首脳たちはこの日、貿易投資自由化と地域経済統合増進、安定的供給網構築などのための具体的な合意事項を含めた‘ウラジオストック宣言’を採択した。

 

アン・チャンヒョン記者 bluehani.co.kr

 

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/550906.html A.M