原文入力:2012/09/07 21:54(892字)
民主統合党が7日アン・チョルス ソウル大融合科学技術大学院長側が提起した‘大統領選挙不出馬脅迫疑惑’と関連して7日党次元の真相調査委員会を構成するなどアン院長支援に積極的に乗り出した。
民主党はこの日イ・ヘチャン代表主宰で拡大幹部会議を開いて 「今回の事案はセヌリ党の政治工作のための李明博政権の不法査察と判断される」として‘セヌリ党政治工作のための李明博政権不法査察真相調査委’(委員長 ウ・ユングン)構成案を議決した。 6日クム・デソプ弁護士の暴露記者会見当時同席したソン・ホチャン議員が幹事を引き受けた。 ウ・ユングン議員は国会ブリーフィングで 「アン院長に対する不法査察は有力大統領候補の1人だけの問題ではなく、国家の基本を揺るがす重大な法律違反行為」として「状況によっては国政調査のみならず特検まで考慮している」と話した。
民主党は今回の事案を通じてアン院長側と‘反朴槿恵’共同戦線を構築してセヌリ党朴槿恵大統領候補に対する攻勢を強化しようとする動きを見せている。 これはパク候補に維新政権の工作政治イメージをかぶせる一方、アン院長とは候補単一化までを念頭に置いた提携の布石と見える。
だが、民主党競選が跛行で汚されながら興行失敗になりつつある渦中に、今回の事案に火が付いて大統領選挙構図が直ちに‘朴槿恵 対 アン・チョルス’の様相になりつつあることに対する民主党の悩みも深い。 また、今後党の真相調査委がセヌリ党に対する攻勢を高めれば高めるほど世論の関心は‘民主党大統領選候補’ではない‘アン・チョルス院長’に集中せざるをえない。 党関係者は「民主党候補が国民の視野から外れる構図に民主党が手を貸すことにならないかとの憂慮もある」として「適切な水位調節が必要だ」とも話した。
ソン・ウォンジェ記者 wonje@hani.co.kr
原文: 訳J.S