原文入力:2009-03-31午後11:07:18
あちこちで画一化教育反対 記者会見・1人示威
“競争より協力,差別より支援する教育を”
光州教育庁, 特殊学級 試験参加 ‘裁量’任せ
ユ・ソンヒ記者
←小学校4学年~中学校3学年の生徒を対象にした‘教科学習診断評価’が全国で一斉に行われた31日夜、ソウル,鍾路,普信閣前で‘一斉試験反対市民会’が主催したロウソクのあかり文化祭が開かれ、生徒・父兄・市民団体会員などが一斉試験廃止を主張する手立て札とロウソクを持ちスローガンを叫んでいる。 カン・ジェフン選任記者khan@hani.co.kr
教科学習診断評価(一斉試験)が行われた31日、全国で1400人余りの生徒たちが体験学習に出発したり、一斉試験に反対する教員・父母・青少年団体らの記者会見や1人示威も相次いだ。いくつかの学校では教師たちと父母たちが‘一斉試験不服従宣言’に参加した教師たちの試験監督を阻み小競合いが起きるなど摩擦を醸し出すこともした。
■一斉試験反対デモ相次ぐ
‘一斉試験に反対する全国市民会’はこの日午前、京畿,驪州での体験学習への出発に先立ち、ソウル,光化門,東和免税店前で記者会見を行い「政府は表面では創意的な教育をするとしながら、暗記式筆記試験を強要し私たちの教育を画一化している」として「父母と生徒は競争より協力を、差別よりは支援をする教育を望む」と明らかにした。これらは午後6時からは鍾路,普信閣前広場で青少年運動団体‘青少年タハムケ(みな一緒に)’と共に‘一斉試験廃止・解職教師復職のための市民ロウソクのあかり文化祭’を開いた。
釜山ではこの日午前から全国教職員労働組合(全教組)釜山支部と教育改革連帯が15ヶの学校正門前で一斉試験反対1人示威を行った。仁川でも14団体で構成された‘一斉試験反対仁川市民社会団体連帯’会員たちがこの日午前、55ヶの学校前で1時間の1人示威を行った。
全北地域父母コン・ヨンオク(40)氏は「地域別に成績順位を付ける一斉試験に反対するために、小学校5学年の子供と十分に対話をした後に体験学習参加を決めた」として「教育庁で欠席処理すると言っており心配もあるが、困った立場になる担任教師にあらかじめ連絡して了解を求めた」と話した。
一方、教育科学技術部は全国16市・道教育庁を通じて確認した結果、この日学校長の承認を受けずに体験学習に出発した生徒は771人だと集計されたと明らかにした。
■ ‘拒否運動’を巡ってあちこちで摩擦
一部学校では学生と父母に体験学習申込書を出さないように勧めたり、不服従運動に参加した教師たちの出勤を阻み摩擦が起きた。ソウル K小学校は、担任が不服従運動に参加したクラスの生徒たちが体験学習に参加することを阻むために他のクラスの教師たちを生徒の家に送り登校を強要した。この学校のB教師は「担任が不服従運動に参加したという理由で試験監督を出来ないようにし、昨年の担任教師らを送り生徒たちを学校まで連れてくるようにするという笑えない事態が起きた」と話した。
ソウル O小学校では、一斉試験に賛成する父母30人余りと学校教師たちが不服従宣言に参加した教師の出勤を阻み、小競合いが起きた。この学校のB教師は「小競合いの渦中で父母と教師たちによって校長室に閉じ込められ試験監督にも入ることができなかった」と話した。
光州市教育庁は診断評価を控えて「特殊学級は学校長の判断により参加可否を決めなさい」と公文書を送り、‘点数を高めようとするけち臭いやり口’という反発をかった。光州障害者教育連帯は声明を出し「一部学校は障害のある生徒たちを試験から排除し体験学習や特別授業をしようとして問題を起こした」として「障害者生徒をのけものにして差別する教育現実が嘆かわしい」と批判した。
ユ・ソンヒ記者,全国総合duck@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/schooling/347262.html 訳J.S