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"慰安婦歴史館 建設 手伝ってください"

https://www.hani.co.kr/arti/society/area/550050.html

原文入力:2012/09/03 22:55(1015字)

大邱(テグ)芸術家 基金つくり展示会

大邱地域の芸術家が‘慰安婦歴史館’建設基金準備のための展示会を開く。

 3日から22日まで大邱、中区、鳳山文化通り内の‘ギャラリー モラントンベク(牡丹椿)’で開かれる展示会には東・西洋画と彫刻・陶芸作品20点余りが出品される。

 ホン・ソンムン(彫刻)前嶺南(ヨンナム)大教授、ホン・ウォンギ(東洋画)大邱大美術学科教授、チョン・ドンチョル(西洋画)大邱教育大美術学科教授、ユン・ジョンデ(西洋画)金泉(キムチョン)芸術高講師、シム・ジェヨン(陶芸)聞慶(ムンギョン)大磁器工芸科招へい教授らが作品を出した。 日本軍慰安婦被害者である故キム・スンアク ハルモニとシム・タリョン ハルモニの園芸押し花作品も一緒に展示される。

 ‘ギャラリー牡丹椿’のキム・ファルラン館長は「慰安婦歴史館建設が難関にぶつかったという消息を聞いて、基金を集めるために地域の芸術家が才能を寄付して展示会を開くことにした」として「収益金は全て歴史館建設基金として使われる」と話した。

 挺身隊ハルモニと共にする市民の会などの市民団体は、2009年12月慰安婦歴史館建設推進委員会を結成した。 推進委結成直後に亡くなったキム・スンアク ハルモニは 「慰安婦歴史館を作ってほしい」という遺言と共に全財産5000万ウォンを寄託した。 推進委は現在までに8000万ウォン余りを募金した。

 推進委は2年10ヶ月間にわたり慰安婦ハルモニの遺品と歴史資料などを保管する300余㎡規模の歴史館スペースを取ってほしいと大邱市と大邱市教育庁などに訴えた。 だが、予算がないとか中央政府次元で解決しなければならないなどの理由で拒絶され続けた。

 挺身隊ハルモニ市民会のイ・インスン事務局長は「大邱・慶北(キョンブク)で慰安婦被害者として登録されたハルモニは計26人だが、この内の19人が世を去って今は7人だけが残った」として「ハルモにたちが皆亡くなる前に歴史館の建設がなされなければ慰安婦の歴史が埋められてしまう恐れがある」と心配した。 (053)257-5887

ク・テソン記者 sunnyk@hani.co.kr

原文: 訳J.S