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"ナロ号 発射、MB任期内にしようと無理な推進"

https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/547970.html

原文入力:2012/08/21 08:30(1059字)

パク・ホングン議員 "来年4月までなのに今年10月に急いで"
教科部では "昨年12月ロシア側と今年10月で協議"

来る10月に予定された我が国最初の宇宙発射体‘ナロ号’の3次発射を巡り‘大統領選挙用イベント’論難が起きている。

 パク・ホングン民主統合党議員は20日 「教育科学技術部から受け取った‘宇宙発射体(ナロ号) 3次発射遅延’資料によれば、ロシア側が製作を担当したナロ号発射体1段が現在まで韓国に移送されていない」として「発射準備期間が最短2ヶ月程度は必要だという点を考慮する時、10月に発射を強行する場合、安全に無理が発生する可能性がある」と話した。 パク議員は 「当初事業計画は2011年4月から2013年4月までに決まっているが、終了時点を6ヶ月も前倒しにした10月を目標に発射を急ぐのは12月の大統領選挙を意識して行う政治的イベントではないか」と指摘した。 チョ・ジョンウク政策秘書は「民間科学者は当初2013年春を発射時点と見ていたが、去る7月20日教科部が発射時点を10月に決めた」として「実際にナロ宇宙センターでは1段発射体の導入が遅れており、飛行モデルの組立作業が遅れているがこれによって今後の準備期間が切迫せざるを得ない」と話した。

 パク議員は「李明博政府の無理な欲心が2転3起の神話に挑戦するナロ号事業10年努力の結実を駄目にするのではないか憂慮の恐れがある」と批判した。

 これに対して教科部はナロ号1次発射時に同時に開発しておいたロケット上段エンジンの耐久年限など科学的要因とロシアとの協議などを考慮して時期を定めただけで政治的背景はないと明らかにした。 コ・ソゴン教科部宇宙技術課長は 「昨年12月ロシア側と今年10月頃に3次発射を実施することを協議済み」とし「事業計画が来年4月までに予定されたのは発射後の衛星軌道安着確認とロシア側装備・物品返還、ナロ号宇宙センター整備など後続作業のため」と話した。 彼はまた「先週ロシアから今月中にナロ号3次発射用1段ロケットを送るという確認文書を受け取った」として「当初計画した10月発射に無理はない」と付け加えた。

ソンチェ・ギョンファ記者、イ・グンヨン先任記者 khsong@hani.co.kr

原文: 訳J.S