原文入力:2012/08/15 19:05(1039字)
成均館(ソンギュングァン)大・北京大・早稲田大生
200人 10日間 済州(チェジュ)平和大長征
"韓国・中国・日本3ヶ国の大学生による済州大行進を踏み台にして緊張と葛藤の問題を一つずつほぐして行きたい"
韓・中・日3国の大学生が去る8日から済州で行なっている‘グローバル平和大長征’(写真)に参加した中国北京大と日本早稲田大の学生60人余りは15日 「お互いの差異を理解し尊重することが先」と口をそろえた。
成均館大の学生たちが主軸になった済州平和大長征は3ヶ国の大学生が18日まで済州道一帯300km余りを歩いて東アジア3国の平和を祈る行事だ。 赤々と燃える大地の熱気と照りつける太陽の光の中をかけている200人余りのからだは真っ黒に日焼けしていた。 1日に25~30kmに及ぶ徒歩行進で足には水ぶくれができた。 だが、言語が違っても同じ年頃の学生たちの顔には笑いがあふれていた。
行事を企画した団長チョ・ソンヘ(23・成均館大政治外交3)氏は 「私たちは韓国人・中国人・日本人である以前に、アジア人で大学生という共通点を持っている」として「東北アジアの交流に関心が深い人々どうしが多様なプログラムを通じてお互いを理解する飛び石になりたい」と話した。
北京大生チョンシュファ(23・金融4)は「韓国・日本の大学生らとは交流が少なかったが、このような機会に互いにつきあうことができてうれしい」として「苦労も多いが済州道(チェジュド)のきれいで美しい風景を見て、学生たちと話してみれば楽しくおもしろい」として明るく笑った。 早稲田大生のヤナセ ケイスケ(22・法学4)も「韓・中・日の大学生が一ヶ所に集まって平和を話して見たら自然にお互いの差異点と共通点を分かるようになる」として「お互いの胸の内が分かる機会なので意味深く有益だ」と話した。
大学生らは世界自然文化遺産地区に指定された城山日出峯(ソンサンイルチュルボン)とコムンオルムをはじめ天地淵(チョンジヨン)瀑布など済州の自然の中で交流している。 17日には国際平和フォーラムを開き3ヶ国の和合と共栄を主題に討論を行う。
済州/文・写真 ホ・ホジュン記者 hojoon@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/area/547257.html 訳J.S