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[単独] "チャン・チュンハ先生 頭蓋骨に6cmの穴" …他殺疑惑 再点火

原文入力:2012/08/15 10:22(1219字)

←1975年8月22日5日葬として行われたチャン・チュンハ先生葬儀で霊柩行列がキム・スファン枢機卿の追悼を受け明洞聖堂を出発している。 チャン・チュンハ記念事業会提供

追慕公園移葬過程で遺骨 初検視…頭骨もヒビ
ソウル大法医学教授‘人為的な傷と見える’ 1次 意見
チャン先生の子息 "耳の後ろに金槌のようなもので殴られた陥没跡"

  維新時期、朴正熙政権に対抗して戦い、疑わしい遺体で発見された故チャン・チュンハ先生に対する検視が亡くなって37年ぶりに初めて行われた。その結果、頭の後方に6㎝大の穴と頭骨のヒビが発見され、検視した医師が‘人為的な傷と見える’という1次意見を出した。 チャン先生が亡くなった1975年当時、検察は‘登山中の滑落による墜落死’と発表したが、在野および野党圏の人々は‘政治的他殺’と主張してきた。

  14日チャン・チュンハ先生の遺族とチャン・チュンハ追慕公園推進委員会関係者たちの話を総合すれば、京畿道(キョンギド)坡州(パジュ)市、広灘面(クヮンタンミョン)のナサレッ天主教共同墓地に安置されたチャン先生の遺骨を去る1日、坡州市、炭県面(タニョンミョン)の統一堂山に造成中の‘チャン・チュンハ公園’に移葬する過程で、遺骨に対する検視がなされた。 チャン先生の遺体は死亡当時、簡単な検案が実施されただけで急いで埋葬され、本格的な検視がなされたのは今回が初めてだ。 検視にはソウル大医大法医学教室教授が参加したことが分かった。

  チャン先生の息子チャン・ホグォン(63)氏は 「過去疑問死真相究明委員会で遺骨鑑定などを検討したが‘2回殺す’という反対世論のためにできなかったが、墓を移葬する過程で自然に検視が行われた」として「検視の結果、右耳の後部分後頭部に金槌のようなもので殴られ丸く陥没した跡が発見された」と話した。 彼は「滑落など自然的な事故では発生しえない、人為的に作った傷であると検視した医師が判断した」と付け加えた。 チャン氏は続けて「だが、政治的に深刻な影響を及ぼしかねない敏感な事案であるから用心深く扱っている。 具体的な内容は記念事業会が17日チャン・チュンハ公園除幕式の時に公式発表することにした」と話した。

  チャン・チュンハ追慕公園推進委員会キム・ジョンレ事務総長など関係者たちも「ソウル大法医学教室教授が検視した結果、右耳の後部分に6~6.5㎝ほど円形の穴と45度の角度で頭骨にひびが入っているのが発見されたと理解している」と話した。

坡州(パジュ)/パク・ギョンマン記者 mania@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/547153.html 訳J.S