原文入力:2012/08/08 20:10(843字)
チェ・ソンヒ副局長、ジョエル ウィットに会い伝達
北韓が最近、米国側に北核問題と関連して強硬メッセージを伝えたことが分かった。
北韓外務省のチェ・ソンヒ米国局副局長らは先週ジョエル ウィット前米国務部北韓担当官らに会った席で「米国が先に対北韓敵対視政策を完全に終息してこそ非核化を考慮できる」という立場を明らかにしたと<自由アジア放送>が7日報道した。 ウィット 前担当官は先月31日から3日間シンガポールでチェ副局長ら北韓人士と非公式に接触した。
放送はウィット前担当官から内容を伝え聞いた人の話を引用して「北韓が今回の接触で停戦協定の平和協定への代替、韓米同盟解体、駐韓米軍撤収などこの間挙論したすべての要求を米国が聞き入れてこそ非核化を考えてみることができるという立場を明らかにした」と伝えた。 北韓側はまたこれ以上‘2・29合意’には興味がないという点も明確にした。
このような態度は金正恩体制スタート直後に見せた比較的柔軟な立場とは差がある。 これは北韓が先月20日‘トンカモ’(金日成銅像を叩き壊す集い)事件を口実に‘核実験計画がない’という立場を全面再検討すると明らかにしたこととも関連していると見られる。 政府関係者は「今年の年末までは選挙のために北韓-米国対話が難しいとみて、要求水準を高め来年以後に本格化する交渉局面を有利に導こうとする布石と解釈される」と話した。
一方、ジークフリード ヘッカー米スタンフォード大国際安保協力センター所長は6日(現地時間)公開された‘核科学者会報’報告書で、北韓が2週間以内に追加核実験をする力量を備えていると分析した。
パク・ビョンス先任記者 suh@hani.co.kr
原文: 訳J.S