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民労-進歩新党‘単一化ルール’頭痛

原文入力:2009-03-29 오후 07:16:20
蔚山北区 再選挙,民労総-非正規職-住民 調査比率 葛藤

イ・ジョンエ記者

4・29再選挙候補登録日まで残すところ約2週。だが蔚山,北区再選挙のための民主労働党と進歩新党の候補単一化交渉は亀の歩みだ。1議席が惜しい二党の‘現実’と古びた政派間対決構図がからまったためだ。これでは進歩陣営の候補単一化が水泡に帰するのではないかという憂慮が出ている。

2党代表と候補たちが先週、‘民主労総組合員と非正規職労働者,蔚山北区住民の意思を聞いて候補単一化をする’という交渉の基本枠を用意したが、具体的な選挙戦規則については合意点を見出せずにいる。ここに自主派と平等派の葛藤という慢性的問題が横たわっている。特にキム・チャンヒョン民主労働党候補とチョ・スンス進歩新党候補とが各々自主派と平等派を代表して‘従北主義’論争の核心に立った人物という点で状況がさらに複雑微妙だ。 お互いに対する拒否感が非常に大きい。

民主労働党は(選挙地域の)北区以外の蔚山全体組合員の総投票を通じて意見収斂をしなければなければならないと主張した。民主労総蔚山本部の指導部を自主派が主導している現実を勘案したのだ。蔚山東区庁長を務めるなど北区に縁故が少ないキム候補が民主労総の組織力に期待できるという計算だ。反面、進歩新党は非正規職と住民の意見が‘世論調査’を通じて収斂されなければなければならないと対抗した。ここには蔚山,北区で区庁長と国会議員を務めたチョ候補の認知度がさらに高いという算法が反映された。

両党は去る26日に譲歩案を出した。民主労働党は‘民主労総組合員と非正規職80%,北区住民世論調査20%’案を撤回し、‘民主労総組合員56%,非正規職24%,北区住民20%’案を提示した。進歩新党も民主労総組合員と非正規職,北区住民の比率を当初‘30:30:40’から‘35:35:30’とする折衷案を出した。だが両党は「これ以上譲歩はない」として対立したまま、次の交渉日程も定められずにいる。

進歩陣営では「今回の単一化交渉が過去‘2000年総選挙’失敗の痛恨の記憶を蘇らせる」という指摘も出ている。当時民主労働党は蔚山,北区候補選挙戦過程で平等派イ・サンボム候補と自主派チェ・ヨンギュ候補が激突した。イ候補は北区では優勢を見せたが、蔚山全地域を対象にした党員投票では押されて、チェ候補に席を渡した。しかしチェ候補はこの過程で高じた派閥間葛藤と対立の後遺症を克服できずユン・トゥファン ハンナラ党候補に563票差で惜敗した。 イ・ジョンエ記者hongbyul@hani.co.kr

原文:https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/346823.html 訳J.S