本文に移動

10日‘猛暑解放’

https://www.hani.co.kr/arti/society/environment/545978.html

原文入力:2012/08/06 21:11(1027字)

台風‘ハイクイ(イソギンチャク)’の影響で
11日には国土全体に‘うれしい雨’

先月下旬に始まった猛暑は今週後半から一段弱まるものと見られる。

 気象庁は6日「北太平洋高気圧が我が国全域を覆って晴れて蒸し暑い天気が当分続くだろうが、10日頃には11号台風‘ハイクイ’の影響で気温が平年水準に多少下がる」と予報した。

 末伏と立秋を翌日に控えたこの日も全州(38.3度),原州(ウォンジュ)(37度),扶余(プヨ)(37.3度),洪川(ホンチョン)(37.9度)等で8月日中の最高気温が更新されるなど全国が猛暑に苦しめられた。 熱帯夜も済州(チェジュ)では16日連続、大邱(テグ)15日、釜山(プサン)14日、ソウル・光州(クァンジュ)は10日続いた。

 33度を上回る猛暑は9日まで続き、台風‘ハイクイ’が北太平洋高気圧を押し上げ雲がかかる10日頃には全国が猛暑から抜け出すだろうと気象庁は見通した。 ソウルの10日日中の最高気温は31度で平年(30.6度)水準に下がる展望だ。 11日には台風に押された西海(ソヘ)側の水蒸気が韓半島に流入し雨雲が形成され南海岸と西海岸を中心に、江原(カンウォン)嶺東(ヨンドン)を除く全国で雨が降ると展望される。

 気象庁は「中心気圧970ヘクトパスカル、中型の強い台風であるハイクイが6日午後3時現在、日本沖縄西北西280kmの海上をで西北西に進んでいるが、9日頃には小型の弱い台風に変わり中国、上海側に上陸するものと予想される」として「だが、ハイクイが移動しながら気圧計を揺さぶり我が国の気象に影響を与えるものと見られる」と明らかにした。 去る10号台風‘タムレイ’も韓半島周辺の気圧計を揺さぶり東海岸は東風流入で気温が下がった反面、太白(テベク)山脈西側地域はフェーン現象の影響で猛暑が激化した。

 気象庁は月間気象展望を通じて8月中旬と下旬には平年気温を示し、9月上旬には平年より気温が高く多少暑くなるだろうと明らかにした。 しかしほとんどの地域の9月上旬平年気温が30度以下なので気温が多少上がっても猛暑水準にはならないと気象庁は付け加えた。 イ・グンヨン先任記者 kylee@hani.co.kr

原文: 訳J.S