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曺奉岩(チョ・ボンアム)先生 生家 復元・銅像 建立 推進

原文入力:2012/08/01 22:08(992字)

竹山(チュクサン)曺奉岩先生 53周忌 追悼行事

 仁川(インチョン)、江華島(カンファド)出身‘独立活動家’‘進歩政治家’竹山 曺奉岩先生の思想と業績を再照明するための仁川市民の動きが活発になっている。 解放後に農林部長官、国会副議長を務め、進歩党を創党した竹山先生は1958年1月スパイ罪などで起訴され翌年7月に死刑執行されたが昨年1月20日最高裁で無罪判決を受けた。

 仁川市は曺奉岩先生が日帝強制占領期間の独立運動当時に生活した居住地(仁川市、中区、桃園洞(トウォンドン)12-52) 476㎡を買い取り、竹山記念館として建て直す計画だ。 市は江華郡、仙源面の曺奉岩先生の生家跡を発掘し復元する計画もたてた。 市は来る10月、竹山先生の業績を再照明するシンポジウムと講演会も開く計画だ。 仁川市は去る31日、ソウル、忘憂里(マンウリ)公園墓地でソン・ヨンギル市長らが参加した中で竹山 曺奉岩先生53周忌追悼行事(写真)を開いた。

 セオル文化財団が主軸になって推進中の竹山先生の銅像建立運動も活発だ。 昨年始めた銅像建立募金に進歩と保守を越えて地域団体と学校・企業・労働界、与野党政治家たちの参加が相次ぎ、現在5220人が参加して7億426万ウォンが募金された。 セオル文化財団関係者は「当初目標にした8億ウォンが集まれば各界要人の意見を取りまとめて銅像位置選定などを行う」と話した。

 チ・ヨンテク セオル文化財団理事長は「竹山(チュクサン)先生は50年前に滅共統一、北進統一を国是として主張した勢力に対抗して、平和統一を主張して福祉政策を挙論した政治的先覚者であった」として「仁川の立派な先人に光を当てこれを後学に一つの指針として伝えることは‘仁川のアイデンティティ’を正しく立て直すこと」と話した。

 仁川、中区は独立運動当時に居住した点を掲げ、東区は政治活動をしたという点を根拠とし、富平区(プピョング)は竹山の国会議員選挙地方区であった点を理由に銅像の誘致競争に乗り出した。

キム・ヨンファン記者 ywkim@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/area/545338.html 訳J.S