原文入力:2012/07/29 22:33(984字)
公平性を理由に行安部-財政部が対立
来年度予算案に移転手当て 未編成‘公平に外れる’
来る9月中旬、国務総理室を筆頭に2014年までに16ヶの中央行政機関とその所属20機関が世宗市へ続々移転する予定だが、予算権を握った企画財政部が公務員たちに移住支援費(移転手当て)を支給できないとして挙げた根拠だ。 興味深いことは移転手当て支給に賛成する国務総理室・行政安全部も同じように公平性を前面に掲げている点だ。 公務員労組の移転手当て要求に力を加えてきたこれら部署が財政部の頑強な反対に遭い、移転手当て支給方案は事実上‘不可能’になったと見える。
財政部関係者は29日「移転手当て支給は‘不公平’であるため支給が難しいというのが長官の明確な方針」とし「その間支給した事例がない」と話した。 パク長官は先月1日、行政府公務員労組との懇談会など機会があるたびに‘過去、大田(テジョン)に行った公務員たちに移転手当てを支給しなかった状況で、世宗(セジョン)市の場合にだけ移転手当てを支給する場合、公平に外れる’という見解を明らかにした。
反対側に立った総理室と公務員労組はむしろ公平性を挙げて移転手当て支給を要求している。 チェ・ジャンユン公務員労働組合総連盟政策局長は「革新都市に移住する公共機関勤務者に対する支援を実施する以上、世宗市に移る公務員たちにも移転手当てを支給するのが公平だ」と話した。 公務員労組は革新都市に移ることになる公共機関水準で支援する場合、移転対象1万452人に3年間に毎月30万ウォンずつを支給するのに1129億ウォンの予算があれば充分だと判断している。 総理室関係者も「革新都市事例を基準として検討中」と話した。
現時点では手当ての支給は難しいものと見られる。 来年度予算案に移転手当て関連予算が組まれていなかいせいだ。 財政部関係者は「移転手当て支給要請を受け入れることはできないが、来年度予算案に編成要請をしたところもない」と話した。
リュ・イグン記者 ryuyigeun@hani.co.kr
原文: 訳J.S