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"法人カード使用は個人の好み" 結局キム・ジェチョルを庇ったMBC監査局

https://www.hani.co.kr/arti/culture/entertainment/544434.html

原文入力:2012/07/26 19:52(1142字)

  キム・ジェチョル<文化放送>(MBC)社長の法人カード流用疑惑を4ヶ月余りにわたり調査した文化放送監査局が、彼の "業務スタイル" と "個人的好み" を挙論し問題ないという結論を下した。 文化放送の大株主である放送文化振興会(放文振)の一部理事らと労組が「庇護監査」だとして強く反発している。

  文化放送監査局(監査 イム・ジンテク)は去る25日‘社長法人カード使用関連特別監査結果報告書’を文化放送の大株主である放文振現理事陣の最後の定期理事会に報告した。 <ハンギョレ>が26日に入手した監査報告書を見れば、キム社長は2年間に計7億6千万ウォン余り(本人名義法人カード2億2千万ウォン、共用法人カード5億3900万ウォン余り)を使った。 月平均使用額が3100万ウォンだ。 チェ・ムンスン(3億4700万ウォン)、オム・キヨン(3億4400万ウォン余り)前社長が在任時期に同じ期間に使った金額の2倍を越す。 キム社長は休日に法人カードを9100万ウォン(361件)使い、その比重が18%に達した。 前任社長の休日使用比率(6%)の3倍だ。 また、休日使用額の中でホテルでの使用額が45%だ。

  だが、監査局は前任社長時と比較して売上額が増えているのでキム社長の使用額が多いと言うのは難しいと主張した。 また「前任社長らと異なり会社業務と関連して広範囲な活動をする固有の業務スタイルのため」に休日使用額が多いと結論を下した。 名品・貴金属過多購入、女性用マッサージショップ利用、商品券大量購入などの疑惑については「関係者たちに問い合わせた結果、ほとんどが贈り物として支払われていた」として「事実をきちんと確認しなかった労組側の誤解で起因した部分」と主張した。

  特に監査報告書は労組が「キム社長が特殊関係と疑われる舞踊家チョン・某氏の居宅半径3km地域で法人カードを162回(2500万ウォン)も使った」として疑惑を提起した部分に対して「個人的な好みや嗜好によりそのようなこともありうると考えられる」という判断を提示した。

  これに対して野党側理事らと文化放送労組は‘不良監査の決定版’とし批判した。 放文振理事であるハン・サンヒョク弁護士は「現場調査や接待相手に対する確認調査もせずに‘放送関係者に会って使った’というキム社長の釈明をそのまま認めた」と批判した。

ユ・ソンヒ記者 duck@hani.co.kr

原文: 訳J.S