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DJ “対北特使送り南北首脳会談推進を”

原文入力:2008-12-16午後10:02:46
ノーベル平和賞8周年記念演説

イ・ジェフン記者 イ・ギュホPD キム・ジョンス記者

←16日午後ソウル,汝矣島63ビルディング国際会議場で開かれたキム・デジュン前大統領のノーベル平和賞受賞8周年記念「韓半島平和のための大講演会」でキム前大統領が「南北間対話と協力を復元させよう」という主題で演説している。 キム・ジョンス記者 jongsoo@hani.co.kr

[現場]韓半島平和のための大講演会

キム・デジュン前大統領は16日「イ・ミョンバク大統領は6・15共同宣言と10・4宣言の受け入れを前提に、信頼できる側近を北朝鮮に送り南北首脳会談の開催を実現させなければならない」と促した。

キム前大統領はこの日午後、汝矣島63ビルディングで開かれたノーベル平和賞受賞8周年記念「韓半島平和のための大講演会」演説で「南北関係はどんなことがあっても再び冷戦時代に戻ってはならない。それは両側が共に壊滅的打撃を受ける道」としながらこのように注文した。キム前大統領は「イ大統領が願うならば共に膝を交えて南北問題を議論する用意もある」と強調した。

彼は「南北関係を解きほぐすためには6・15共同宣言と10・4宣言に対する履行を約束することが必須不可欠だ」として「イ・ミョンバク政権は当然の義務としてこの二つの宣言を公式に認めなければならない」と語った。彼は「政権が変わっても前政権で成し遂げた権利と義務とはそのまま継承するのが国際的原則」と付け加えた。

彼は「私たちは今、民主主義の危機,庶民経済の危機,南北関係の危機など三つの危機に直面している」と指摘した。キム前大統領は演説の結びに「平和を守り,(南北)対話を復元させ,和解と協力の10年間の誠意の結晶を守ろう」と声を張り上げた。

ジェームズ レイニ前駐韓米国大使は「米国新政府と韓半島平和」と題するこの日の講演で、オバマ当選者の‘直接的で,持続可能且つ積極的な外交’という対北朝鮮接近法の意味を解説し「(北-米)直接対話の緊急性はいくら強調しても過ぎることはない」と語った。彼は「北韓の(核放棄と関連した)意図を試すための直接的で創意的,強力な方法で対北特使派遣を想定することができる」とし、ヘンリー・キッシンジャー前国務長官,ウィリアム フェリー前対北政策調整官,サム・ノン前上院議員などを有力な特使候補たちとして取り上げた。

イム・ドンウォン前統一部長官はオバマ政権登場と共に予想される韓半島の戦略的情勢変化と関連して、南と北が△平和体制構築△南北経済共同体建設△軍備統制実現△‘南北連合’構成△(東北アジア)地域安保協力体創設など‘5大課題’を主導的に遂行しなければなければならないと促した。

一方、ペク・ナクチョン ソウル大名誉教授など参席者1千人余りは‘決議文’を採択して△いかなる政権も民主主義を後退させることはできないし、国民はそれを容認しない△政府財政は庶民層に戻るようにしなければならず社会安全網を強化するべき△イ大統領が直接6・15共同宣言と10・4宣言を履行すると宣言しなければなければならないと政府に促した。

イ・ジェフン記者 nomad@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/328051.html

原文:  訳J.S