原文入力:2012/06/21 19:53(949字)
特検、キム・ヒョジェ前首席 不拘束起訴
昨年ソウル市長補欠選挙の際に発生した中央選挙管理委員会ホームページDDoS(分散サービス拒否)攻撃事件を警察が捜査した当時、大統領府政務首席室がチェ・グシク(52)前ハンナラ党議員などに捜査状況を詳細に知らせていたことが明らかになった。 この事件を捜査したパク・テソク特別検事チームは21日キム・ヒョジェ(60)前大統領府政務首席などを裁判に付し90日間の捜査を終えた。
特検チームはこの日、キム前首席とキム・某(45)前大統領府行政官、キム・某(43)行政要員を公務上秘密漏洩容疑で不拘束起訴した。 キム前首席は昨年12月1日午後2~3時頃、チェ・ドンヘ大統領府治安秘書官から‘チェ・グシク議員の秘書コン・某など4人逮捕、調査中’という報告を受けると直ちにチェ前議員に電話をかけ、これを知らせた疑いを受けている。 キム前首席はこの日夜11時28分までにチェ前議員と12回通話をしチェ前議員秘書の陳述態度、拘束令状申請計画など細部的な捜査状況を知らせたと調査された。 キム前行政官とキム行政要員も同日チェ前議員の補佐官とパク・ヒテ前国会議長の秘書キム・某(30)氏に10余回電話をかけて捜査状況を知らせた。 キム前秘書はコン氏らにDDoS攻撃を指示した疑いで検察捜査段階で拘束された人物だ。
また、特検チームはDDoS攻撃対備を疎かにした中央選挙管理委員会保安担当7級公務員コ・某(50)氏を職務遺棄容疑で、DDoS攻撃を受けた後にも責任を避けるために中央選管委公務員たちに虚偽の報告をしたキム・某(45)LGU+職員を偽計による公務執行妨害容疑で不拘束起訴した。 しかし特検チームはチェ前議員やナ・ギョンウォン前議員補佐官らがDDoS攻撃を指示したという疑いについては 「彼らが介入した事実は確認されなかった」として取調べ終結処分した。 キム・テギュ記者 dokbul@hani.co.kr
原文: 訳J.S