原文入力:2012/06/14 17:11(944字)
←脱北支援団体に対する予算配分を巡り攻防を行っているパク・ウォンスン ソウル市長(左側)とファン・ウヨ セヌリ党代表.
ファン代表の "一部地方自治体 理念行政" 発言に反発
脱北団体に対する予算中断の指摘に "支援申請しなかった"
ファン・ウヨ セヌリ党代表がパク・ウォンスン ソウル市長を狙って「理念行政を是正しなさい」と言うと、パク・ウォンスン市長がかっと怒って乗り出した。
ファン・ウヨ代表は14日午前、国会で開かれたセヌリ党最高委員会で「最近一部地方自治体で理念的・偏向的行政をしているという指摘があるが、この部分に対する是正を要求する」とし「脱北者の入国と社会適応再教育を助ける団体を積極支援しなければならない」と話した。
これは2日前<東亜日報>が「パク・ウォンスン市長就任後、ソウル市が予算を支援する市民団体の63%を総入れ替えし、北韓関連事業をしている団体11ヶ所中、今年も支援を受ける団体は2ヶ所のみで、9ヶ所の予算支援が中断された」という報道をめぐってした発言だ。
パク・ウォンスン市長は直ちにツイッター(@wonsoonpark)を通じて「ファン・ウヨ セヌリ党代表、理念行政やめてくださいと? その間、政府与党が政派と理念で全国をばらばらに割いておいて、そのように居直りするとは気は確かですか」と批判した。更に続けて「本当に腹が立ちました!」 と不快さを表した。
これに先立ちソウル市スポークスマンは<東亜日報>報道が出た当日、ツイッター公式アカウント(@seoulspoke)を通じて「支援対象から除外したと主張する11団体中、5団体は支援申請を行わなかったし、支援申請した6団体中3団体が選ばれた。 公益事業選定委員会14名委員全員は前任市長時期に委嘱された人だとして、昨年と同一に独立的に審査決定している」と明らかにした経緯がある。
イ・ギョンミ記者 kmlee@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/537762.html 訳J.S