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MBC, チェ・イルグ前アンカーなど34人 追加待機発令

原文入力:2012/06/11 22:16(1195字)

←チェ・イルグ(左),キム・スジン(MBC)前アンカーが4日午前、ソウル、光化門(クァンファムン)広場でキム・ジェチョル文化放送社長の退陣を促す1人示威を行っている。 文化放送労組は先月7日に始めたディレクターの1人示威に記者たちが加勢してキム社長の退陣と解雇者復職要求を市民に知らせると明らかにした。 7日からは映像記者も1人示威に合流する。 キム・ギョンホ記者 jijae@hani.co.kr

イ・ソクヨン前法制処長
"キム・ジェチョル社長 退陣すべき"

 去る1日、業務復帰命令に従わなかったという理由で35人に待機発令した<文化放送>(MBC)が11日、34人に対して追加的に大量待機発令措置を下した。

 12日付で適用される2次待機発令対象にはチェ・イルグ前アンカーとハン・ハクス ディレクター、チェ・ヒョンジョン アナウンサー、イ・ポギョン ニューメディアニュース局部長が含まれた。 チェ前アンカーは去る4日、ソウル、光化門広場でキム・ジェチョル社長の退陣と解雇者の復職を要求する1人示威に立った経緯がある。 文化放送は去る1日にもキム・スジン記者、チェ・スンホ ディレクター、キム・ワンテ アナウンサーなど35人に待機発令措置を下した。

 待機発令は懲戒の前段階と見ることができ、今回の措置は大量懲戒の予告篇と受けとめられている。 文化放送は労組が去る1月にストライキに入った以後、チョン・ヨンハ労組委員長とパク・ソンホ記者会長など4人を解雇した。 文化放送はこの日パク記者会長が解雇処分に従わずに申請した再審で棄却決定を下した。

 一方、李明博政府の初代法制処長を務めたイ・ソクヨン弁護士がキム・ジェチョル社長の退陣を促した。 文化放送労組はこの日、自分たちが作るインターネット ポッドキャスト放送<まともなニュースデスク>インタビューでイ弁護士が「キム・ジェチョル社長が今からでもすべての問題に対してきれいに責任を負って退き、このような事態にまで発展したことに対して謝る姿勢を見せることがストライキ事態解決の糸口」と明らかにしたと伝えた。 イ弁護士は「キム社長は任命過程からして公正性と均衡感覚などに対して議論があったと理解しているが、そうするうちに色々な個人的な問題に火がついた」と明らかにした。

 キム・ジェチョル社長は去る8日の役員会議で「合法的手続きによって選任された社長に退けと要求することは受け入れられない」として「2014年まで任期を必ず満たす」と話した。

ムン・ヒョンスク先任記者 hyunsm@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/media/537243.html 訳J.S