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進歩党-検察‘捜査資料閲覧’衝突

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/537027.html

原文入力:2012/06/11 08:44(823字)

"競選不正と無関係なものまで見るのか"
"ひとまず開けてみた後に判断…作業継続"

統合進歩党比例代表競選不正疑惑を捜査中の検察と統合進歩党がサーバー資料の閲覧範囲を巡り衝突し、捜査資料抽出作業が一時中断された。

 10日ソウル中央地検公安1部(部長 イ・サンホン)と統合進歩党側の説明を総合すれば、統合進歩党からまるごと押収したサーバーから捜査資料を保存装置に移した検察は、去る8日午後 統合進歩党側が比例代表競選不正事件と関連のない資料を閲覧することに対し抗議すると抽出作業を中断した。 問題になった部分は統合進歩党の地方区候補を選定するための競選の際に使われた党員名簿と選挙人名簿が入れられた選挙管理プログラムだった。

 チョ・ヨンソン弁護士は<ハンギョレ>との通話で「この資料は今年2月にあった地方区議員候補を選ぶための選挙戦で活用された資料」とし「今回の比例代表競選不正事件とは関連がなく‘比例代表競選関連資料’に規定された押収捜索対象から除外しなければならない」と話した。

 しかし検察は捜査資料に該当するか否かを判断するには、まず閲覧する以外にないという態度だ。 チョン・ジョムシク ソウル中央地検2次長検事は 「捜査資料と判断されれば検察の保存装置に移し、でなければ閲覧して閉じるのに、閲覧自体をするなというのは納得しがたい」と話した。

 検察は11日午前10時から抽出作業を始める予定だと統合進歩党弁護団に通知し、弁護人が立ち会わなくとも作業を継続する方針だ。 統合進歩党は押収捜索令状の効力を停止してほしいという仮処分申請で対抗する計画だ。

キム・テギュ記者 dokbul@hani.co.kr

原文: 訳J.S