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‘五洋75号’韓国船員ら 外国人船員暴行 確認

https://www.hani.co.kr/arti/society/rights/537014.html

原文入力:2012/06/10 21:04(807字)

 政府合同調査団、現地調査の結果、ニュージーランド近海で操業したわが国の遠洋漁船で、外国人船員に対する暴行と不当労働行為が日常的におきていたことが10日明らかになった。 <ハンギョレ21>が継続的に問題提起し外交問題に飛び火した事案で、政府合同調査団は最近までニュージーランド現地調査を進めてきた。

 国土海洋部と外交通商部など政府高位公務員を共同団長にした合同調査団は先月27日から去る2日まで行った現地調査の結果、インドネシア船員に対して韓国人船員4人が継続的に暴行していた事実を確認したと10日明らかにした。 合同調査団は彼らを暴行などの疑いで立件した後、捜査依頼する計画だ。

 合同調査団はまた一部業者が外国人船員だけに船員法上保障された退職金と有給休暇などを支払わなかった事実が確認されたとし、このような疑いに対しても刑事処罰を検討している。 最低賃金保障問題を巡っては、船員らと業者の間に意見が交錯しており、追加調査を行う計画だ。 合同調査団は来る13日、国内市民団体招請で訪韓するインドネシア船員2名に対し面談調査する一方、今月中にインドネシア訪問調査も実施する。 昨年ニュージーランド近隣の排他的経済水域で操業した思潮五洋所属の遠洋漁船‘五洋75号’に乗っていたインドネシア人船員32人はニュージーランドで集団脱出したことがある。 彼らは韓国人からセクハラ・暴行・賃金未払いにあったと主張した。 これに先立ち<ハンギョレ21>はニュージーランド政府報告書を入手し韓国人船員による人権侵害論難を公論化させた経緯がある。

ノ・ヒョンウン記者 goloke@hani.co.kr

原文: 訳J.S