原文入力:2012/06/06 16:14(1807字)
←<韓国放送>(KBS)新労組組合員が去る4月26日午後ソウル、汝矣島(ヨイド)、韓国放送新館前で開かれた全国組合員総会で‘キム・インギュ アウト’と書いたミニ横断幕を掲げ、だいだい色のビニール袋を頭にかぶりスローガンを叫んでいる。 だいだい色のビニール袋は釜山で野球応援の時に使うもので韓国放送釜山総局組合員が持って来たものだ。 キム・ミョンジン記者 littleprince＠hani.co.kr
調査報道チーム復活・公正放送監視委員会準備など主要内容
大統領 週例演説 廃止…ネチズン "2%不足"
<韓国放送>労使がストライキ93日目で暫定合意案を作った。 公正放送監視委員会準備など公正放送の枠組みは用意したが、ストライキの主要目標であったキム・インギュ社長の退陣は実現しなかったので一部では "気まずい妥結" という反応が出てきている。
6日、全国言論労働組合KBS本部の説明を総合すれば、労組は5日夜遅くまで使用側と交渉を行った結果‘大統領選挙公正報道’という大きな枠組みの暫定合意案を作った。 暫定合意案には△調査報道チーム復活△公正放送監視委員会のような協議機構準備などの内容が含まれたことが分かった。 労使は大統領週例演説廃止でも暫定合意した。 合意案が7日に労組代議員会、8日に労組員総会を通過すれば、早ければ8日にも労組員が現場に復帰することになる。
3ヶ月を超えて続いてきた韓国放送ストライキ中断の知らせにネチズンはひとまず歓迎の意を送った。 タク・ヒョンミン聖公会(ソンゴンフェ)大兼任教授は自身のツイッター(＠tak0518)に「お疲れ様でした。もしかしたら今後はさらに激しく戦わなければならないかもしれません。しかし、自分の席に戻るその道を応援します」と明らかにした。 「本物のニュースを作って他の放送の言論弾圧を報道しよう」(kim****), 「公正放送に新たに乗り出すことを期待してみます!! 本当にこれからがさらに重要です～～」(jskj****) などのメンションも続いた。
しかしストライキの当初主要目標だったキム・インギュ社長退陣を貫徹させられないまま現業復帰を議論することに対して大部分は冷笑的な反応を送った。
ID ssang****は 「KBS構成員の中でストライキ参加人員がMBCより少ないことが大きな問題だったが、そうだとしてもキム・インギュ退出ができないなら白旗投降だというしか」と批判し、photo_*****は 「ストライキ突入当時に掲げたそのどれも得られないままに迫り来る大統領選挙の公正放送のために使用側と合意したということに物足りなさが大きい。 血まみれの懲戒の嵐が吹きそうだ」と憂慮した。 hoori*****は 「報道機関ストライキはミーティングのようだ。もしやと思って出て行って、やっぱりと言って戻ってくることになる…」と苦々しい反応を示し、ssa****は 「落下傘社長退陣は下ろせない旗」と声を高めた。
<文化放送>等、他のストライキ報道機関を支持する意見も見られた。thinka*****は 「恥ずかしいと思いなさい。 闘争は続かなければならない。 さよならKBS。 MBC労組のストライキ闘争の勝利を祈ります」と応援し、kimjongk****は 「これがKBSの中途半端ストライキの終わりか?」と冷笑した後「もう信じられるのはMBCだけ! アウト再処理!」と叫んだ。
キム・インギュ社長に悪口携帯メールを送って解雇された経緯があるチェ・ギョンヨン(＠kyung0)韓国放送記者は自身のツイッターに 「投降という一部の皮肉は聞きたくありませんか? 私たちは無期限ストを90日余り続け、犠牲は全て甘受しました。 冷笑も皮肉も甘受しましょう。 錯覚しないで下さい。 本当の戦いに入るのです。 解職でなくとも何でも覚悟します。 残った6ヶ月死ぬほどリセットKBS! そうでなければ私たちは犬××」という文を残した。
オム・ジウォン記者 umkija＠hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/media/536408.html 訳J.S
