教科部・国税庁1級10人一括辞表
キム・ソヨン記者ファン・ジュンボム記者チョン・ナムギ記者
イ大統領 ‘公務員不信’ 発言後 相次いで提出
教育科学技術部ウ・ヒョンシク1次官が先週辞意を表明したのに続き教育科学技術部1級公務員7人全員が一括辞表を提出したと教育科学技術部が16日明らかにした。また国税庁次長を含む国税庁1級公務員3人全員も先週辞表を出したと国税庁がこの日明らかにした。これに伴いイ・ミョンバク政府が大々的な高位公務員の総入れ替えに着手するという観測が急速に広がり公務員社会がざわついている。
この日教科部関係者たちの話を総合すれば、教科部企画調整室長,人材政策室長,科学技術政策室長,学術研究政策室長など4人と、傘下機関の教員請願審査委員長と国立中央科学館長,ソウル市副教育長など1級幹部らが去る15日全員、長官に辞表を提出した。
教科部関係者は「去る8月アン・ビョンマン長官就任後、実質的な人事異動がなかったところに、年末を控えて組織刷新が必要だという長官の意志が反映されたもの」と語った。また他の関係者は「国務総理室で部署別長官評価をしたが教科部が下位圏を占めたと理解している」として「教育問題でチョン・ジンゴン大統領府教育科学文化首席などが大統領に叱責を受けるなど、継続的に雑音が出ているので雰囲気を変えてみようという意味もあるようだ」と話した。
国税庁はチョン・ビョンチュン次長,キム・カプスン ソウル国税庁長,チョ・ソンギュ中部国税庁長など1級3人が先週辞表を出した。これらは皆、現政府スタート後の去る3月新しく任命された人々だ。
国税庁はまもなく後任人事をする予定であり、職位別に候補者2人ずつを選定して全6人の名簿を大統領府に上げたと分かった。昇進候補者はカン・ソンテ国際租税管理官,イ・ヒョンドン調査局長,ホ・ビョンイク釜山国税庁長,キム・チャンファン勤労所得支援局長,イ・スンジェ不動産納税管理局長,チョ・ホンヒ ソウル国税庁調査4局長などが論議される。
教科部1級公務員の一括辞表と関連して、イ・ドングァン大統領府報道官は「部署次元で長官の責任と判断の下にしたことで、関連首席室でも進行をよく分か知らなかった」として「他の部署にまで一般化して解釈するのは飛躍」と語った。国税庁について彼は「年末に色々な人事需要が発生することにともなう措置として理解すれば良いだろう」と話した。
しかし政府の動き及びイ・ミョンバク大統領の発言などを合わせ見る時、高位公務員に対する大々的総入れ替えが始まったのではないかという観測が出てくる。
行政安全部関係者は「行政府の1級公務員たちが身分を保証されないようにする内容の高位公務員団関連大統領令が12月中に閣僚会議の議決を経て、来年1月から施行される計画」としながら「新年に入って色々な部署で高位公務員総入れ替えがなされる可能性が高い」と語った。
イ大統領は先月7日、各部署および傘下機関スポークスマンを大統領府に呼んだ席で「公務員が政府の政策に対して肯定的に認識し広報をすることが重要だ。考えが違えば病気になる。考えが違えば心がついて行かず、その結果広報効果も落ちる」と話し公務員たちに対する強い不信を表わした。
キム・ソヨン,ファン・ジュンボム記者,チョン・ナムギ選任記者 dandy@hani.co.kr
原文入力:2008-12-16午後09:57:47
原文入力: 訳J.S