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‘原発都市’釜山で2回目の反核映画祭

https://www.hani.co.kr/arti/society/area/534000.html

原文入力:2012/05/22 08:12(1237字)

古里(コリ)原子力発電所 頻発する事故で危機感
来月1日から3日間‘核なのい世の中へ’主題
福島・チェルノブイリなど扱う

釜山で反核映画祭‘福島と釜山-核のない世の中へ’が開かれる。

 反核釜山市民対策委員会とキム・ヒョンニュルを考える人々、釜山参与自治市民連帯、アジア平和人権連帯は1~3日、釜山市電子メディアセンターで2回目の反核映画祭を開く。 日本、福島原子力発電所事故で国内にも核の危険性に対する危機感が高まった中で原発都市釜山の核問題を知らせる市民キャンペーンを目的に準備されている。

 主催側は釜山市民が昨年はじめて核に対する警戒心を持ち始めたが、事実は2005年に亡くなった韓国原爆2世患友会キム・ヒョンニュル会長が釜山市民で、我が国原爆被害者の人権を勝ち取るために闘争した時期から釜山が反核運動の中心地だったと見ている。 そのため昨年にはキム会長の一代記を扱ったドキュメンタリー<息子の名前で>を開幕作として上映した。

 今年の開幕作<3.11>(森達也 他)は福島原発事故直後の東日本地域を踏査したルポルタージュで原子力発電所事故の凄惨さを生々しく記録した。 <チェルノブイリの戦闘>(ディスカバリーチャンネル)は長く秘密のベールに包まれていたチェルノブイリ事態の真相に迫る。

 <シルクウッド>(マイク ニコルズ)は米国、オクラホマ原子力発電所の放射能汚染を暴露して疑問の交通事故で亡くなった女性労働者ケロン シルクウッドの実話だ。 <福島を歩いて>は放射能汚染の危険を押して在日朝鮮人作家ソ・ギョンシク先生の現場踏査記だ。 <原発、ほんまかいな?>(鈴木敏明)は八百屋で会ったおばさんたちのおしゃべりを通じて原発問題を追跡し真実に接近した映画だ。

 閉幕作は国内の独立映画監督が作った<福島そしてキム・ヒョンニュル>(パギロン)と<残忍な遺伝)(キム・ファンテ)が選ばれた。

 <チェルノブイリ、福島、韓国>の著者カン・ウンジュ氏の事故現場訪問記を伝え、ドイツ市民社会が主導した反原発運動の具体的な過程と示唆点を東国(トングク)大パク・ジニ教授が知らせる。

 釜山市電子メディアセンターの1階ロビーでは29日から福島朝鮮学校学生たちの姿を表した‘豊田直巳写真展’が開かれ、閉幕式の日には映画祭執行委員であるキム・チェナム統合進歩党比例代表国会議員当選者が‘2012釜山反核宣言文’を朗読する。

 主催者側は「釜山の反核運動家キム・ヒョンニュルの遺志を継いで核問題を人間の基本権である生命権の問題と規定し、人間の生命を脅かすすべての種類の核を撤廃しようということが映画祭の趣旨」と明らかにした。 イ・スユン記者 syy@hani.co.kr

原文: 訳J.S