原文入力:2012/05/17 17:57(877字)
全国金属労働組合現代自動車支部が会社側の非正規職組合員の出入り禁止および支部幹部暴行に抗議して19日と20日の週末特別勤務を全面拒否することにした。
現代車支部はこの日午後、緊急指針を下して蔚山(ウルサン)工場はもちろん牙山(アサン)・全州(チョンジュ)工場まで週末2日間の特別勤務を拒否すると明らかにした。 労組は 「不法派遣特別交渉が予定されたこの日午後1時頃、会社側が出入りが保障されていた非正規職交渉委員と組合員の出入りを阻んだ。 支部幹部が出入り保障を要求すると下請けガードマンを動員してキム・ホンギュ首席副支部長に暴行した」として、特別勤務の拒否背景を説明した。
労組は「一部の下請けガードマンには酒の臭いまでしたし、キム首席副支部長は顔を10針縫う負傷を負った」として会社側にユン・ガプハン工場長の公開謝罪と責任者厳正処罰、非正規職支部の正当な労組活動保障などを要求した。
このためにこの日非正規職問題解決のための不法派遣特別交渉は、労組側が交渉の場に出てきて会社側に要求書を渡すだけで出て行ったために、交渉は行われなかった。
労組は「会社側が先月、非正規職支部役員および常任執行委員会幹部9人に対して条件付きで出入りを許容することに合意したにも関わらず、この日の特別交渉を控えて非正規職交渉委員まで出入りを阻んだ」と主張した。
これに対して会社側は「前日出入りが許されなかった非正規職解雇者らまでが集会出席を理由に威力で工場内に入ろうとしたうえに、この日も交渉委員でない解雇者らまでが工場内に入ろうとしたので防いだ」とし「労組幹部が先にガードマンに暴行して、それを制止する過程で両者共に負傷した」と主張した。
蔚山/シン・ドンミョン記者 tms13@hani.co.kr
原文: 訳J.S