原文入力:2009-03-20午後10:10:08
ク・ボンホン社長 ‘高校先後輩’ 理事選出
23日から全面ストライキ予定
労使対立また激化
キム・ドンフン記者,イ・ジョングン記者
←YTN労組組合員らが20日午前ソウル,南山のNタワーで開かれた株主総会でク・ボンホン社長の慶南高後輩であるペ・ソクキュYTN専務(メガネかけた人物)の登記理事選任に反対する手立て札を持っている。 イ・ジョングン記者root2@hani.co.kr
ク・ボンホン<YTN>社長の高校先後輩が新しく理事に選出されるなどYTNのク社長親衛体制が強化され、会社の労使対立が再び激化している。賃金交渉決裂で20日に時限ストライキを行った労組は、会社の態度変化がない場合は23日から無期限ストに出ることにした。
YTNは20日ソウル,南山のNタワーで第16期定期株主総会を開き、ク社長の慶南高先輩であるパクソ・ウン前馬山文化放送報道局長とパク・ジョンドク シンバンジュ建設会長(海兵隊戦友会慶南連合会長)を任期1年の社外重役に選出した。二人は各々、昨年社外重役職を中途辞任したチョン・テギ前ハンギョレ新聞社長と今回任期が満了したチャン・ジイン中央大教授の後任だ。またク社長の慶南高後輩のペ・ソクキュ専務と社内人事委員長で組合員6人解雇など重懲戒に関与したキム・サモ常務は任期3年の登記理事に新しく選出された。理事は7人から8人に増えた。
YTN労組はこの日、組合員405人中200人余りが自社株組合員資格で株主総会に参加し、ク社長の親衛体制構築を批判した。組合員らは‘社長専務だけでは足りなくて理事まで慶南高か’,‘会社の状態が難しいと言いながら億台の年俸をなぜ増やすのか’などのスローガンが書かれた立て札デモを行い、議長資格で株主総会を進行したク社長が新しい理事選任案件を処理する時は抗議の意思表示として集団退場した。ノ・ジョンミョン労組委員長は「理事会が‘慶南高同窓会’,‘PK郷友会’に変質し韓国言論界の笑い話になった」と批判した。
YTN労組はこの日賃金および団体交渉の決裂により一日時限ストライキを行った。ニュース プログラム製作には非組合員および系列会社アンカーらが投入された。労組は賃金凍結を固守している会社が態度を変えない場合、23日から無期限ストに突入することにした。
一方、シン・ジェミン文化体育観光部2次官は20日記者懇談会で「(臨時団体協議決裂にともなう)YTNストライキは合法ストライキ」としつつも「解雇者問題を取り上げ論じれば不法ストライキであるので賃金引き上げを口実にしてストライキをするものだ。(YTN)記者らがなぜこのように堂々としないでいるのか、とても卑屈に見える」と話した。
これに対してノ・ジョンミョンYTN労組委員長は「解雇者復職よりさらに深刻な問題が放漫経営」として「労組が放漫経営を問題視せずに会社が門を閉めればシン次官が責任を負えるのか、外部の人が卑怯になぜ介入するのか」と問い詰めた。
キム・ドンフン記者cano@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/media/345281.html 訳J.S