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<今日のTOP記事> "MB側近ら、大統領選挙後 パイシティを督促"

https://www.hani.co.kr/arti/society/area/531900.html

原文入力:2012/05/09 08:08(1324字)

ソウル市関係者 "パク・ヨンジュンの他に核心勢力も影響力"
慎重だったオ・セフン、突然オフィステル許認可処理‘速度’

 李明博大統領の側近らが2008年初めソウル市局長級公務員たちを呼び 「パイシティの許認可を急いでくれ」と督促し、その結果 当初この事業に否定的だったオ・セフン市長の態度が変わりオフィステル施設を電撃許容することになったという証言が出てきた。

 ソウル市関係者は8日 「2008年李明博政府スターとに前後してソウル市幹部が権力の核心勢力から電話を受けてどこかにしばしば呼ばれていった」として 「彼らが行ってきた後、担当公務員たちを呼んでパイシティ許認可業務を督促した」と語った。 この関係者は「その後、当初パイシティ許認可に慎重な立場だったオ・セフン市長まで態度が変わった」と話した。

 これと関連して当時カン・チョルウォン ソウル市広報企画官は、2008年2~6月パク・ヨンジュン大統領府企画調整秘書官にその都度パイシティ関連進捗状況を報告していたことが検察の捜査で確認された。 しかしこの関係者は「パク・ヨンジュン氏の他に他の実力者が影響力を及ぼしたと理解している」と話した。

 実際、ソウル市内部公文書を見れば、オ市長は大統領選挙の一週間前である2007年12月12日市長接見室で‘韓国貨物ターミナル(良才洞(ヤンジェドン)貨物ターミナル)機能再整備方案’に関する報告を受けた際にはパイシティ案件に否定的な態度を示していた。当時会議に参加した関係者は「オ市長はこの日の会議で貨物ターミナルが敷地面積の32%に過ぎない反面、商業施設が68%に及ぶパイシティ設計案の報告を受けて否定的な態度を示した」として「結局、貨物ターミナルではない商業施設の面積を‘50% 対 50%とする案で折衝してみなさい’という指針を下した」と話した。 会議に参加した別の幹部もパイシティ案を 「敏感な事案、話にもならない事案」と表現したという。

 しかし大統領選挙で李明博大統領が当選した後にはソウル市のパイシティ許認可に速度があがった。 ソウル市は交通局の務管轄を行政1副市長傘下から行政2副市長傘下に移した。 チェ・チャンシク行政2副市長は2008年1月23日‘良才洞貨物ターミナル関連検討会議’を主宰した。 さらにソウル市はオ市長が主宰した会議から8ヶ月後の2008年8月20日に都市計画委員会を開いて附帯施設である業務施設比率を6.8%から20%まで増やす案を審議して可決した。 オフィステル分譲が可能な35階建て超高層建物3棟を許可したのだ。 その結果、ソウル市がパイシティ側に5000億ウォン程の利益を供与したという批判を受けることになった。 ソウル市関係者は「ソウル市長までが結局屈服せざるをえない巨大な力が作用したという感じを受けた」と話した。

パク・キヨン、オム・ジウォン記者 xeno@hani.co.kr

原文: 訳J.S