原文入力:2012/05/08 17:19(1328字)
大統領府-ホン・ソッキョン 土地交換疑惑 波紋鎮火に乗り出す
ホン・ソッキョン<中央日報>会長が大統領府警護処と土地交換を通じて特恵を受けたという疑いを受けている中で、中央日報がたいしたことでないという報道態度を示し注目を引いている。
←中央日報7日付19面記事
中央日報は7日付19面‘大統領府警護処-ホン・ソッキョン会長の土地 国有管理財産管理法にともなう等価交換’という題名の記事で波紋の鎮火に乗り出した。 中央日報はイ・サンオン中央日報時事メディア代表の言葉を借りて「不動産交換は両者共に利益のない等価交換だった」と伝えた。中央日報はまた「三清荘(1544㎡)の評価額は96億4050万ウォンだった。警護処が提供した通義洞(トンウィドン)、清雲洞(チョンウンドン)の土地はそれぞれ50億2170万ウォンと47億140万ウォンで、ホン会長は差額の8260万ウォンを国家に払った」と主張した。
そうだとしてもホン会長が2009年2月に40億1千万ウォンで買った土地を90億ウォン台の土地と交換して、50億内外の相場差益を得たという事実に変わりはない。 大統領府が三清荘と対等交換した警護処所有の土地に対する情報を一切公開しないでいるため正確な相場は分かり難いが、中央日報の説明どおりであっても警護処所有の土地の相場は97億ウォン台と見える。
大多数の言論はホン会長が今回の交換で大きな相場差益を得たと報道している。 土地取引自体が政権と有力報道機関の会長間におきたことである点、大統領府が対等交換をした土地について近隣他の建物とは異なり地階工事も許されているという点も俎上に上がっている。
しかしこのような疑惑提起と関連して中央日報は異なる見解を示している。 中央日報労組関係者は8日<ハンギョレ>と行った通話で「ホン・ソッキョン会長は名誉を重視する方だ。 数十億の相場差益を残すために報道機関社主としての権限を乱用して土地取引をしたとは思えない。不法な土地取引でもないではないか」と反問した。
パク・ヨンソン言論改革連帯対外協力局長は「放送会社らは社主と関連した報道には沈黙している反面、中央日報は社主のための弁論をしており、一層悪い報道形態を示している」と指摘した。
<ハンギョレ>は7日、ホン・ソッキョン中央日報会長が2009年2月に40億1千万ウォンで買った三清洞の土地を90億ウォン台の大統領府警護処の土地と対等交換し、数十億台の相場差益を得たと報道した。 三清洞の土地は日帝強制占領期の親日派ミン・ヨンヒの末男息ミン・キュシク氏の所有であったが、子孫が税金を払えなかったために国家所有になった。 ホン会長はこの土地を2009年2月に買い入れたが、今回この土地を大統領府警護処の土地と対等交換した。
ホ・ジェヒョン記者 catalunia@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/531768.html 訳J.S