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大統領府-ホン・ソッヒョン中央日報会長、おかしな土地取引

https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/531385.html

原文入力:2012/05/05 10:39(1152字)

ホン・ソッヒョン会長所有の三清洞(サムチョンドン)土地
90億ウォン台の国有地と等価交換
ホン会長 事実上 50億台の差益

 大統領府がホン・ソッヒョン中央日報社会長が所有する40億ウォン台の三清洞の土地を90億ウォン内外の近隣国有地と‘交換’し、結果的に50億内外の差益を得たのではないかという論難が起きている。

 4日大統領府と中央日報の話を総合すれば、大統領府は昨年2月ホン会長所有のソウル、鍾路区(チョンノグ)、三清洞の土地1544㎡(468坪)と建坪294㎡(89坪)の瓦屋根住宅を‘交換’形式で買いとった。 ここには‘三清荘’と呼ばれる奥ゆかしい韓国式家屋があるが、親日派ミン・ヨンヒの末男ミン・キュシク氏の所有であったが2002年に国家所有になった。 韓国資産管理公社が鑑定価格78億6千万ウォン余りと算定したものをホン会長は2009年2月に40億1千万ウォンで落札した。一般人の出入りが自由でない大統領府周辺であるため、入札流れを繰り返したと伝えられた。 以後ホン会長側がここを伝統文化アカデミー施設として活用しようとすると大統領府警護処は不特定多数が出入りする場合、警護活動に支障があるとし反対した。 結局、大統領府とホン会長側はここを警護処所有の他の国有地と等価交換した。

 大統領府はホン会長の所有となった国有地の場所と交換価格は公開しないまま「複数の鑑定評価法人の鑑定を受けて同等の金額に該当する土地をホン会長と交換した」と説明した。 パク・ジョンハ大統領府報道官は「交換過程でホン会長が二つの土地の価格差に該当する1億ウォン未満の差額を国庫に帰納した」と話した。

 ホン会長はこの取り引きを通じて結果的に50億ウォン内外の利益を残したと不動産関係者たちは推定している。 最近数年間、三清洞地域の地価が大きく上がり三清荘の鑑定価格は90億ウォン台に達するものと見られる。 特に三清荘は一般人の出入りが難しく競売で入札流れを繰り返したが、ホン会長側が大統領府との交換を通じて新たに受け取った土地はそのような心配もない。

 中央日報側は「アルムジギ財団がそれ以前から北村や三清洞などの地域で伝統文化保存活動を繰り広げており、この地域に建物が必要だった」として「三清荘が競売に出て来たので購入しただけであり、警護処と1年近く建物用途をめぐり訴訟直前まで行く葛藤が起きていた」と話した。

アン・チャンヒョン記者 blue@hani.co.kr

原文: 訳J.S