本文に移動

"競選不正調査に誤り" 進歩党主流派 反撃

原文入力:2012/05/05 07:53(1556字)

←イ・ジョンヒ統合進歩党共同代表(左から3人目)が3日午前、国会で開かれた代表団会議で‘4・11総選挙比例代表競選不正選挙’と関連して「非常に深刻な誤りです。国民の皆様と党員たちに深く謝罪します。」と話している。 左からチョ・ジュンホ、シム・サンジョン、イ・ジョンヒ、ユ・シミン共同代表。カン・チャウングァン記者 chang@hani.co.kr

イ・ジョンヒ、指導部・競選比例代表総辞職 拒否
ユ・シミン、シム・サンジョンなど 非主流派 強力反発

 イ・ジョンヒ統合進歩党共同代表が4日、比例代表競選不正調査結果は信じられないとし、指導部総辞職と非常対策委員会構成、競選比例代表14人総辞職など非主流派の収拾策を全て拒否した。 非主流派であるユ・シミン、シム・サンジョン共同代表側が強力に反発して出るなど主流派と非主流派の葛藤が拡大している。

 この日国会図書館で開かれた全国運営委員会で、イ・ジョンヒ代表は「真相調査委報告書は不信に基づいた疑惑だけを前面に出し、合理的推論も初歩的な事実確認もなされていない」として、党比例代表競選を‘総体的不良・不正選挙’と規定した真相調査委の報告書に正面から反論した。イ代表は自身の去就と関連して「即刻総辞職は正しくない。 非常対策委は長期間党を漂流させる誤った選択」とし非主流派の代表団即刻辞退および非常対策委構成要求を拒否した。 イ代表の発言は特別委員会を構成して投票不正行為に対する責任の所在をさらに明確にした後、それに基づき収拾方案を決めようということだ。

←比例代表順位1番 辞退=ユン・クムスン統合進歩党比例代表1番当選者が4日午前、国会で記者会見を行い当選者辞退の意向を明らかにし涙を浮かべている。 イ・ジョンウ先任記者 woo@hani.co.kr

 この日の運営委で真相調査委の調査結果を追認して、これに基づき代表団辞退および非常対策委員会構成、‘競争部門’比例代表当選者・候補全員辞退などの収拾策を貫徹しようとしていたユ・シミン、シム・サンジョン代表など非主流派側は強力に反発した。 ユ・シミン共同代表は「不正か不良かを別にして、私たちの党の比例代表競選が民主主義の一般原則と常識に外れたと考える」として「私たち自らを刷新して国民の目線に合わせて対話できる基礎を作ることができないならば党の将来は不透明になる」と反論した。 ユ代表は続けて「投票に最小限の透明性さえ担保されず、詳細な結果さえ知らされないならば何を担保に投票の信頼性を主張するのか困惑する」と話した。 シム・サンジョン共同代表は「調査委が代表団の合意で構成された以後、他の決定や真相調査に影響を与える追加決定はされていない」として、調査結果に不信を表明したイ・ジョンヒ代表の発言に反論した後、「閉鎖的な組織論理、内部状況論理で私たちの恥部を隠す古い慣性と遺産を果敢に清算しなければならない」と話した。主流派と非主流派はこの日の全国運営委で深夜まで激しい攻防を繰り広げた。

 これに先立ち、この日午前ユン・クムスン比例代表1番当選者は国会政論館で記者会見を行い「全国女性農民会総連合(全女農)の組織候補として比例代表競選事態に対する責任を負う」とし辞退の意思を明らかにした。全女農はユン当選者の辞退表明に先立つ記者会見で、進歩党代表団全員辞退、競選に参加した比例候補全員辞退などを促した。 キム・ボヒョプ記者 bhkim@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/531348.html 訳J.S