原文入力:2012/05/03 20:38(960字)
ソウル、瑞草区(ソチョグ)、良才洞(ヤンジェドン)の貨物ターミナル用地への複合流通センター(パイシティ)開発と関連した不正疑惑が提起されるや自主調査を始めたソウル市が‘パイシティと関連した白書’を作る方案を検討中だ。
ソウル市関係者は3日「この頃、記者たちだけでなく市議会、国会議員までが関連資料を要求していて、それではパイシティと関連する文書を全て一つにまとめて手軽に閲覧できるようにする方法を検討している」と語った。 検察捜査が終えられ次第、パイシティ関連資料一切を集めて一種の白書形態で作る案を検討中ということだ。
パイシティ不正疑惑が提起されると自主調査を始めたソウル市は内部で経緯を把握する範囲を終え、懸案対応段階に入り込んだ。
ソウル市は都市計画局人材だけでは不足と判断して、先週中盤からは監査官室の人材を動員してパイシティと関連した自主調査を行った。 監査官室調査1チーム調査官が都市計画局の内部調査を応援する形式でこの日 記録調査を終えた。
監査官室関係者は「検察に関連資料を全て渡した状態なので記録物検討などの経緯把握作業をこれ以上は進行できない状況」とし「今は検察捜査と言論報道などで提起された懸案を調査しており、主要な案件はその都度パク・ウォンスン ソウル市長にも報告している」と話した。
当初ソウル市は関連部署の前・現職公務員たちを相手に対面調査も推進すると発表したが、退職した高位職公務員たちは電話で当時の状況に関する説明を聞く水準で終わったものと見られる。 捜査権のない監査官室の限界であり、民間人の身分である退職者が面談を拒否すれば強制する特別な手段はないためだ。
現職であるソウル市公務員たちについては、主に都市計画局の主務部署である都市計画課とパイシティ担当部署である施設計画課の職員を相手に調査を行った。 今までにソウル市公務員6人が検察の調査を受けたと伝えられた。
パク・キヨン記者 xeno@hani.co.kr
原文: 訳J.S