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‘原発事故 暴露’釜山市議員 監視機構 辞退の背景‘ザワザワ’

https://www.hani.co.kr/arti/society/area/530834.html

原文入力:2012/05/01 23:22(840字)

‘夫人の会社が50億 納品’論難

 古里原子力発電所所在地である長安邑(チャンアンウプ)が選挙区であるキム・スグン釜山市議員(機張郡(キジャングン)2・セヌリ党)の夫人が代表を務める会社が古里原子力発電所に6年間にわたり50億ウォンに及ぶ物品を納品していた事実が明らかになった。

 キム議員は民間環境監視機構である古里原子力発電所1号機停電事故を初めて暴露し全国的に注目をあびた人物で、最近古里原子力発電所民間環境監視委員職を辞退した。

 古里原子力発電所民間環境監視機構(委員長 オ・キュソク機張郡守)は去る30日午後、16人の監視委員が参加した中で会議を開き‘市・郡議員、原子力発電所納品取り引き調査結果’を発表した。 民間監視機構は「キム議員の夫人が経営するH社がキム議員が郡議員に選出された2006年7月から4年間にわたり随意契約を含め76件20億ウォン分を納品し、市会議員になった2010年7月から最近までの1年9ヶ月間には大きく増えた103件30億ウォン分の物品を納品した」と明らかにした。

 キム議員が古里原子力発電所民間監視委員を辞退することにした背景について疑問が提起された中で、キム議員の夫人が代表を務める会社が古里原子力発電所に継続的に納品してきた事実が明らかになり論難が増幅されている。

 キム議員は「妻が経営する会社が古里原子力発電所に納品していたことは電子入札を通じてなされたことであり、市会議員当選以後に民間監視機構会議に参加したことはわずか2回しかなく名前だけの委員でいることは正しくないという考えで監視委員職を辞退することにした」として職位を利用して不当なことをしたことはない」と主張した。

イ・スユン記者

原文: 訳J.S