原文入力:2012/04/30 20:13(929字)
農食品部 "タイ 輸入中断せず"
狂牛病検疫の実務責任者であるパク・ヨンホ農林水産検疫検査本部長が米国産牛肉検疫と関連して政府方針とは異なり「ひとまず検疫を中断しなければならない」という所信を明らかにしていたことが伝えられた。 パク本部長は狂牛病検疫に関する限り政府内で最高の専門家として認められている。
30日農林水産食品部と検疫検査本部などによれば、パク本部長は米国の狂牛病発生の便りが知らされた去る25日、農食品部側に "検疫中断" 意見を出したという。 彼はまた、米国産輸入牛肉の半分を開封する政府の検疫強化措置に対しても否定的な見解を持っていることが伝えられた。
パク本部長はこの日開かれた記者懇談会で「検疫中断見解を明らかにしたことがあるか」「現在の所信はどうか」という質問に対して「後で話す」と即答を避けた。 彼は懇談会の後<ハンギョレ>との電話通話でも「‘ノー コメント’にしてほしい」と話した。
検疫検査本部職員は米国産牛肉に対する開封検査が強化された後、疲労が極度に累積し士気が地に落ちたと伝えられた。 検疫検査本部のある関係者は「もし検疫強化が絶対に必要な措置ならば大変でも行うが、ショーに過ぎないことが明らかに分かりながらしているので自分が恥ずかしくなる」とし「30ヶ月未満なので安全だと自信を持って押しつけるか、そうでないならば今からでも検疫中断措置を取って国民の不信を解消しなければならない」と話した。
一方、農食品部のチョン・ジョンミン検疫政策課長は「わが国の現地大使館を通じてタイの英字新聞<バンコク ポスト>に引用報道されたタイ畜産開発局長と直接接触した結果‘米国産牛肉に対して何の措置も取っておらず継続輸入している’という事実を確認した。 タイ政府の輸入中断に関する言論報道は事実ではないと判断される」と話した。
キム・ヒョンデ先任記者
原文: 訳J.S