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‘事前拘束令状’チェ・シジュン 来月14日‘心臓血管手術’予約

原文入力:2012/04/29 21:12(987字)

←チェ・シジュン前放送通信委員長が去る26日明け方、ソウル、良才洞(ヤンジェドン)の複合流通センター開発事業許認可と関連して金品を受け取った疑いで調査を受けた後、最高検察庁を出て車に乗っている。 チェ前委員長は30日、拘束前被疑者尋問を受ける。 リュ・ウジョン記者 wjryu@hani.co.kr

検察出頭前に手続き… "拘束対備防御戦略?" うわさ
"普段の持病…症状悪化" …過去に類似事例多く関心

(株)ファイシティから許認可請託の代価として数億ウォンを受け取った疑い(特定犯罪加重処罰法の斡旋収賄)で事前拘束令状が請求されたチェ・シジュン(75)前放送通信委員長が来月14日ソウルのある大型総合病院に心臓血管手術を予約したことが29日確認された。

 チェ前委員長は去る25日この事件を捜査中の最高検察庁中央捜査部に出頭する前に予め手術予約を終えた。 チェ前委員長側は心臓大動脈瘤の持病があって以前にも何回も入院したことがあったし、今回の事件捜査を受けながら急激に症状が悪化し、結局手術をすることに決めたと説明している。 だが、一部では拘束に備えた‘防御戦略’ではないかという分析もある。 30日に予定された拘束前被疑者尋問(令状実質審査)で健康問題を前面に出して裁判所に善処を求める一方、拘束されても後から拘束執行停止を受けようとする計算ではないかということだ。

 実際、過去に政・財界の人々の中では拘束前被疑者尋問を控えて突然病院に入院したり車椅子に乗って現れた人々が少なくない。 昨年、秘密資金造成疑惑で検察調査を受けたテグァングループ イ・ソンエ常務は救急車に乗ってベッドに横たわり検察に出頭したし、2004年の現代グループ秘密資金事件の時パク・チウォン民主統合党最高委員も車椅子を利用した。 検察関係者は「チェ前委員長の手術日が令状実質審査にどんな影響を及ぼすのか十分に備えており、裁判所も考慮するものと見られる」と明らかにした。

ファン・チュンファ記者 sflower@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/530414.html 訳J.S