原文入力:2012.04.26 20:30修正:2012.04.26 21:46(1309字)
<韓国放送>(KBS)新労組の組合員たちが26日午後、ソウル汝矣島(ヨイド)のKBS新館の前で開かれた全国組合員総会で「キム・インギュ アウト」と書いたプラカードを掲げてスローガンを叫んでいる。 キム・ミョンジン記者littleprince@hani.co.kr
「KBS、疎通の広場としてよみがえらせよう」
スト52日目の<韓国放送>(KBS)新労組(全国言論労組韓国放送本部)が26日「KBSを占領せよ」(occupy KBS)というスローガンを掲げて野宿闘争に突入した。
新労組はこの日午後、ソウル汝矣島(ヨイド)のKBS新館の前で全国から上京した組合員500人余が参加する中、組合員総会を開き、“第2のストライキ闘争”を決議した。 総会を終えた組合員たちは汝矣島(ヨイド)公園にテント47棟を設置して無期限野宿座り込みを始めた。 当初彼らはテントをKBSの社屋周辺に張ろうとしていたが、警官500人余りがあらかじめ配置されてテントを張ることができなくなるや、KBS社屋近隣の汝矣島公園に場所を移してテント座り込みに突入した。 この日夕方には市民と共にロウソク文化祭も開いた。 新労組は来月2日からは<文化放送>(MBC)労組と共同の野宿闘争を続けていくという計画だ。
新労組関係者は「『KBSを占領せよ』の闘争は、天下りのキム・インギュ社長を退陣させ、韓国放送を疎通の広場によみがえらせて国民に返すという決議を盛込んだイベントだ」と語った。
この日の全国組合員総会には、トェヒュ僧侶(実践仏教全国僧伽会常任代表)、チョン・ジョンフン神父(正義具現司祭団代表)、イム・クァンビン牧師(全国牧師正義平和協議会)、チョン・サンドク教務(円仏教社会開闢教務団代表)等、四大宗教の聖職者も参加した。
去る20日に解雇通知を受けたチェ・ギョンヨン記者はこの日野宿闘争に先立ち「社側は“会社に悪口雑言浴びせる記者解雇”と主張するが、人々は天下り社長反対闘争に対する報復行為と見ている」として解雇取り消しを要求した。 新労組が製作しているインターネット動画ニュース ≪リセットKBSニュース≫ (訳注:[새노조’s podcast channel-ストライキチャンネル リセットKBS ] は http://kbsunion.iblug.com/index.jsp#/index.jsp&ui-state=dialog で見られます ) の新しいアンカーを引き受けたチョン・セジン アナウンサーは社側のチェ記者解雇に対し「解雇理由は納得できない。 そのような理由で解雇するなら全員解雇しなければならない」として「(チェ記者の解雇は)ストライキの動力をいっそう強めただけだ」と決意を明らかにした。
クォン・クィスン記者gskwon@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/media/530177.html 訳A.K