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朴槿恵 "ひとまず検疫中断すべき"

原文入力:2012/04/27 21:34(813字)

←朴槿恵セヌリ党非常対策委員長

安全性に問題あれば輸入も中断

 朴槿恵セヌリ党非常対策委員長は27日、米国における狂牛病の牛発見にともなう牛肉輸入論難と関連して「ひとまず検疫を中断しなければならない」と語った。

 朴委員長はこの日、昌原(チャンウォン)の慶南道(キョンナムド)党を訪問して記者たちと会い、「政府は国民の衛生と安全より貿易摩擦を避けることにさらに関心があるという誤解を受けてはならない」とし「疫学調査を通じて国民が安心できる確実な情報を確保できるまで、検疫を中断しなければならない」と明らかにした。 朴委員長は「最終分析の結果、少しでも安全性に問題があると明らかになれば輸入も中断しなければならない」と付け加えた。 彼女は‘大統領府が検疫中断に否定的なようだ’という質問に対し、繰り返し「(安全性確認に)時間がどれくらいかかるかもわからないのに、その間国民が不安に思わないか」として「早く確実な結果があってこそ国民も安心でき、再び検疫を再開できる場合もあるので(先に検疫を中断した後に安全性確認に)速度を上げて確実な情報を得るほうが良い」と語った。

 これに先立ち、ファン・ウヨ セヌリ党院内代表もこの日、主要党役員会議で「先に(検疫中断)等の制限措置を下し、安全が確認された場合に制限を緩和する方向を定めるのが正しい」と話した。 彼は「(国民は) 2008年5月8日の政府の‘米国狂牛病発生時、輸入中断’広告を鮮やかに覚えている」として 「政府が信頼を守り、国民に責任を負う姿勢を明確にすることが重要だ」 と指摘した。

昌原/ソンチェ・ギョンファ記者 khsong@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/530329.html 訳J.S