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米 "輸入禁止しない韓国に感謝" …私たちはカモか?

原文入力:2012/04/26 16:21(1434字)

←米国狂牛病発生関連記者会見が開かれた26日午後、ソウル、鍾路区(チョンノグ)、通仁洞(トンインドン)の参与連帯で狂牛病国民対策会議会員たちが米国牛肉輸入中断および再協議を要求するスローガンを叫んでいる。 ニューシス

トム・ビルサック農務部長官 狂牛病関連 ワシントンで記者会見
ネチズンら‘屈辱的’反応… "私たち国民を2回殺す"

 米国政府がカリフォルニア狂牛病事態と関連して、米国牛肉に対して輸入禁止措置を取らない韓国などに感謝の意を明らかにした。

 トム・ビルサック米国農務部長官は25日(現地時間)ワシントンで記者会見を行い「(米国産牛肉最大輸入国家である)メキシコ、カナダ、日本、韓国などが現時点で輸入中断措置を取る理由がないと公開的に明らかにしたことに対して感謝する」と話した。 ビルサック長官はこの日、米国の20ヶ主要貿易相手国に米国産牛肉と乳加工製品の安全性を強調する書簡も送った。 ビルサック長官は「米国の検疫システムが適切に作動していて、(米国産牛肉)関連食品は安全だという点を消費者に刻印できるよう願う」として「問題の乳牛が狂牛病にかかったことを確認したのもこのような検疫システムのおかげ」と主張した。

 農務部当局者はまた、この日「今回の狂牛病発見が(米国産牛肉)貿易に影響を及ぼしてはならない」として「私たちは韓国を含む貿易相手国と透明な方式で協調するよう願う」と話した。 この当局者は問題の乳牛は月齢30ヶ月以上であり、米国は韓国に30ヶ月未満の牛肉だけを輸出しているという点を強調した。

 わが国政府が狂牛病が発病しても米国牛肉の輸入中断の代わりに検疫強化措置だけを取っており、検疫主権を放棄したという非難を受けている状況で、米国政府がわが国政府に感謝の意を明らかにするやネチズンは屈辱的だという反応を見せた。

 有名ツイッター利用者であるペク・チャンホン シアル財団運営委員(@mindgood)は「国民に称賛を受けるより米国の称賛を受けることを好むMB」と皮肉った。

 ツイッター利用者@leehele***は 「私たちの国民を2回殺す」と話し、@sy***は 「‘骨の髄まで親米’ついに米国本土でも認証」と書いた。

 @sugichiin0***は 「韓国政府は米国のスポークスマンか? 米国の肩を持って出る。 狂牛病が発生したのに危険と見ないということなのか」として「李明博、キム・ジョンフン、チョン・ウンチョンは食卓に米国産牛肉を上げろ」と不快感を示した。

 ツイッター利用者の間では‘2008年の時のようにロウソクのあかりを掲げなければならない’という言葉が出回っている。 有名ツイッター利用者であるチョン・グァンヒョン(@hangulo)氏は「ロウソク集会がなかったとすれば、いくら米国で狂牛病が発生しても‘その地域の牛肉だけ輸入中断’と言っただろう」とし「ところが今度もそうするようで。 再びロウソクのあかりを掲げなければならないとすれば、今度は大統領下野は基本オプション」と話した。

パク・ジョンチャン記者 pjc@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/530097.html 訳J.S