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ファイシティ "パク・ヨンジュンにアパート購入費 10億与えた"

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/529855.html

原文入力:2012/04/25 08:23(1327字)

チェ・シジュン、クォン・ジェジン, クォン・ヒョクセに請託電話 明らかに

 ソウル、良才洞(ヤンジェドン)の大規模複合流通センター(ファイシティ)開発事業許認可不正を捜査中の最高検察庁中央捜査部(部長 チェ・ジェギョン検事長)は(株)ファイシティO代表から‘許認可請託の代価としてパク・ヨンジュン(52)前国務総理室国務次長が李明博大統領当選者秘書室総括チーム長であった2008年1月、10億ウォンを渡した’という陳述を確保したことが24日確認された。 検察は事実関係を確認し次第、パク前次長を出国禁止措置をして召還し調査する方針だ。

 検察はチェ・シジュン(75)前放送通信委員長が(株)ファイシティ O代表から事件宥和および事業便宜提供と関連した要請を受け、クォン・ジェジン(59)法務部長官(当時、大統領府民政首席秘書官)とクォン・ヒョクセ(56)金融監督院長に請託電話をしていた事実も確認したことが分かった。

 O代表は検察の調査で「パク前次長側からアパートを購入するのに必要だとして金銭を要求され、2008年1月24日に10億ウォンを渡した」という陳述と共に口座内訳など関連資料を提出した。 検察はこの金銭もブローカー イ・某(60・拘束)氏の口座を経てパク前次長に流れたと見ている。

 検察はパク前次長がソウル市政務局長を辞めた後、何度もイ氏を通じて金銭を渡したというO代表の陳述に沿って、パク前次長と家族など周辺口座の追跡を通じて追加金品授受の有無を確認中だ。

 検察はまた、チェ前委員長がO代表の請託を受けて関係公務員たちに影響力を行使したかが重要だとみて、チェ前委員長がクォン当時首席とクォン院長に実際に請託電話をした事実を確認したと伝えられた。 検察はこれに伴い、これらの行為の代価性有無を把握している。 これと関連してクォン長官はこの日法務部スポークスマンを通じて「前任地であったことに言及することは不適切だ。 検察捜査が進行中なので言及できない」と明らかにした。 クォン院長は<ハンギョレ>との通話で「チェ前委員長が放送通信委員会委員長時期である昨年11月末に電話をかけてきて‘(株)ファイシティで金融監督院に嘆願を出した件があるが、慎重にうまく処理してほしい’と話してきた」として「調べてみるとすでに処理が終わっていたのでそのままにした」と話した。

 検察は(株)ファイシティ側から数十億ウォンを受け取った疑惑を買っているチェ前委員長を25日午前、調査対象者身分で呼び、O代表から受け取った金銭の規模と代価性有無などを集中調査する計画だ。 検察はチェ前委員長が「(イ氏から受け取った金を)大統領選挙当時に世論調査などに必要な費用として使った」と明らかにしたことに伴い使途なども確認する予定だ。

キム・ジョンピル、イ・ジェミョン記者 fermata@hani.co.kr

原文: 訳J.S