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ノ・フェチャン 10万ウォン献金したと…過剰捜査‘論難’

原文入力:2012/04/18 16:49(1408字)

←ノ・フェチャン19代国会議員当選者

 警察が19代総選挙で当選した統合進歩党ノ・フェチャン当選者(ソウル蘆原区(ノウォング)丙)が聖堂に献金10万ウォンを出したという理由で選挙法違反の疑いで捜査に着手した事実が知らされ、過剰捜査論難がおきている。

 ノ当選者は19代総選挙公式選挙運動が始まる直前の去る3月25日、蘆原区のN聖堂に献金10万ウォンを出した。 この聖堂はノ当選者の地方区の中にある。

 警察はノ当選者が公職選挙法上の寄付行為禁止条項に違反した疑いがあると見て捜査に着手した。 公職選挙法113条は「国会議員候補'は'選挙区内にある施設・機関・団体に寄付行為をできない」と規定している。 ただし、普段から通っている教会や聖堂、寺刹に通常的水準の寄付を行うことは問題にならない。 (公職選挙法112条寄付行為例外条項)ノ当選者が今回10万ウォンの献金を出した聖堂は普段から彼がしばしば通っていた所だ。 ノ当選者の家族は全員この聖堂の信者だ。

 N聖堂関係者は18日<ハンギョレ>と行った通話で「ノ・フェチャン当選者はしばしば家族らと共に聖堂に来ており、3月25日に献金を出したのも通常的なことであったが、警察が捜査をするといってあきれている」 と話した。

 N聖堂はノ当選者の10万ウォン献金が通常的なことだと教会週報に名前を出して知らせもした。 N聖堂は普段から感謝献金を出した人々の名簿を週報にのせてきた。 この関係者は「私たちが週報を出して何日か後に警察が訪ねてきて調査をして行った。 誰かが嘆願を提起したようだ」と付け加えた。

 ノ・フェチャン当選者側もあきれるという反応だ。 ノ当選者側関係者は「選挙運動期間中に選管委で10万ウォン献金に対して尋ねたが、選管委は大きな問題はないと私たちに調査終結を通知した事案」とし「なぜ警察がこれを再び捜査しているのか疑問」と話した。

 今回の捜査は蘆原警察署知能チームが受け持っている。 捜査を受け持っている警察関係者は 「ノ・フェチャン当選者は天主教信者ではないのに、選挙を控えて聖堂に献金を出し選挙法違反の可能性がある。 選管委もこの部分は問題になりうると見たと理解している」と説明した。

 一方、ある総合編成放送は17日「普段はノ・フェチャン前議員が蘆原区のS聖堂に通っているのに、今回献金を出した(N)聖堂は復活節やクリスマスに通った所」と報道した。 しかしS聖堂はノ当選者の父親が通ったところであり、去る3月にノ当選者が献金を出したN聖堂は1ヶ月に一度程度、着実に通ったところであると確認された。

  警察の捜査の便りが知らされるやネチズンは過剰捜査だとし反発している。 ネチズン ウラチャチャ***は 「現金でなくて献金。十分の一税を出したら極刑に付される」と非難し、anti***は 「大統領の兄さんのタンスの中の8億は放っておいて、野党議員の10万ウォン聖堂献金が捜査対象?」とあきれた。
ホ・ジェヒョン記者 catalunia@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/528843.html 訳J.S