原文入力:2012.04.16 19:05修正:2012.04.16 19:05(1315字)
<写真>ソン・ホチャン当選者
儀旺(ウィワン)・果川(クァチョン)のソン・ホチャン
4・11総選挙の京畿(キョンギ)儀旺(ウィワン)・果川(クァチョン)地方区でセヌリ党パク・ヨチャン候補を下した民主統合党ソン・ホチャン(45・写真)当選者は、選挙期間の間ずっと党の“模範生”候補だった。 選挙の半月前、当時のパク・ソンスク民主党事務総長は「政治新人には安定圏の候補が殆どいないが、ソン・ホチャン候補だけは個人支持率が党支持率より二倍程高く出ている」と言ったくらいだ。 儀旺(ウィワン)・果川(クァチョン)はアン・サンス前ハンナラ党代表が15代総選挙の時から連続4選を果たす程に与党支持勢力が堅固な地域だったので、民主党としてはソン当選者の勝利に一層歓迎の雰囲気だ。
ソン当選者は16日<ハンギョレ>とのインタビューで「どんな政治家になりたいか」という最初の質問に「市民の自尊心を守る政治家」と答えた。 「政治に希望があるということを見せることのできる政治家、市民の声をちゃんと聞いてこれを代弁する人、議院活動を通して選挙区住民の自尊心を守る政治家になりたい」と言う。
彼は自ら自身のアイデンティティについて「参加連帯での活動から見れば市民社会出身でもあり、弁護士が会員である民主化のための弁護士会出身という点では専門家グループ出身でもある」として「まだ構想中だが、具体的な実践分野と主な関心事としては教育と文化、表現の自由、検察改革などを考えている」と説明した。
自身に付いて回る「パク・ウォンスン候補のスポークスマン」「アン・チョルスが支持した候補」等の表現については「その方たちと結び付けて言及されることを別に気にしていない。 私の政治をするのが重要だ」と強調した。 彼は「有権者から、既存政治を抜け出せと政治改革を要求されたが、その改革の核心的対象の一つが、ほかでもない派閥政治だ」として「どこどこの派閥だと言って群れを作ること自体が古いフレームなのだから、どこにも属さないで市民との疎通に専念するつもりだ」と話した。 彼は次いで「パク市長やアン教授に対する国民の信頼が比較的高いのも、結局その方たちが古い政治から抜け出そうとし、そのような変わろうとする姿から国民が変化の可能性を読んだということではないか」と付け加えた。
彼の選挙区は今回の選挙で投票率が58.8%(儀旺)、63.7%(果川)と、非常に高かった。 ソン当選者は「どちらかと言えば面白味の少なかった他の地域と違って、儀旺(ウィワン)・果川(クァチョン)では祭りのような選挙が行なわれた」として「政権に対する失望と新しい政治に対する強烈な期待が合わさった結果、有権者が積極的な意思表明をしたようだ」と話した。
ソク・チンファン記者
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/528532.html 訳A.K