原文入力:2012/04/15 23:12(695字)
500ウォン突然 値上げ 公告…ソウル市 "業者の単独決定"
地下鉄9号線を運営する民間業者である‘ソウル市メトロ9号線’がソウル市の反対にもかかわらず、一方的に "6月16日から料金を1550ウォンに引き上げる" と明らかにし波紋が生じている。 公共部門に対する民間資本投入と民営化の弊害をよく示す事例という指摘が出ている。
メトロ9号線は去る14日、ホームページと9号線各駅舎に貼り出した公告文を通じて‘6月16日営業開始から9号線基本運賃(交通カード一般基準)を首都圏基本運賃である1050ウォンに9号線別途運賃500ウォンを加え1550ウォンに引き上げる’と明らかにした。 メトロ9号線関係者は15日 「民資鉄道である9号線は自律的に運賃を決めることができる」として「累積赤字が1820億ウォンに達して正常運営が不可能だ」と話した。 これに対してソウル市は「一方的料金値上げ推進を中断しなければ過怠金などを払わせる」と反論した。
パク・フンス社会公共研究所鉄道政策客員研究委員は「李明博政府はKTX民営化推進など公共部門民営化を絶対善のように推進しているが9号線料金論難は民営化の弊害をよく示す事例」として「公共部門民間投資事業の必要性を根本的に点検しなければならない」と話した。
クォン・ヒョクチョル記者 nura@hani.co.kr
原文: 訳J.S