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大運河推進団が ‘4大河川秘密推進チーム’ に

原文入力:2008-12-16 午前 09:41:54
10月から漢江洪水統制所で活動…大統領府に毎日直報告
‘4大河川整備事業’ 14兆投入報告にイ大統領 “すぐに着手”

ソン・チャンソク記者 クォン・テホ記者

政府が去る6月解体した大運河推進事業団で活動した国策研究院らと水資源公社(水公)関係者などを中心に国土海洋部傘下の漢江洪水統制所に4大河川整備事業推進のための非公開組織を運営してきたことが明らかになった。こうした中で政府は大運河事業の事前布石ではないかとして疑いを受けている‘4大河川総合整備事業計画’を発表した。

国策研究員のある関係者は15日「4大河川整備事業準備のために10月から国土部水資源政策課,水資源公社,国策研究院など20人余りで構成された非公開タスクフォースチームを漢江洪水統制所に設けていた。大部分が大運河推進事業団の時に派遣された人々」と明らかにした。この関係者は「このチームは大統領府国政企画首席室の指揮を受けてほとんど毎日大統領府に直報告をしてきた。午前に資料を作れば午後には大統領室が検討しまた指示を与える一日報告体制であった」と伝えた。彼は「今回の4大河川整備プロジェクトも大統領府と相談しながら行い、国土部には決定された政策を通知する水準だった」と付け加えた。

また他の国策研究院関係者は「言論には去る3月構成した水公内の大運河推進団だけが表面に出ているが、実際には大運河推進団は大統領が就任する以前の今年1月に漢江洪水統制所に新設され去る3月水公に移っただけ」と説明した。水公に秘密裏に編成された大運河事業団が去る6月大運河に対する世論の猛反発のために解体され4大河川整備事業推進を契機に再び稼動することになったわけだ。彼は「大統領府が私たちのチームに大運河色をなくすことを注文しただけに今回用意した4大河川整備事業は技術的に大運河と差があるのは事実」としながらも「しかし世論が好転すれば(大統領府が)政治的選択をするし、その時技術検討に入れば良い」と語った。

国土部高位関係者はこれに対して「10月頃、漢江洪水統制所にチームを構成したことは事実であり、政府庁舎で仕事の処理をしようとすれば行き来することが多くて業務が効率的でないためそうしただけ」と説明した。彼は「チーム責任者は国土部ノ・ジェファ水資源政策官で、4大河川整備事業を国土部が発表したことに見るようにチームも国土部の指示を受けた」として大統領府との連係性を否認した。

一方,国土部はこの日、イ・ミョンバク大統領主宰で開いた‘2008年第3次国家均衡発展委員会’会議で2012年までに総額14兆ウォンが投入される4大河川整備事業の7ヶ先導事業を年内に着工すると報告した。7ヶ地方都市先導事業地区は忠州(漢江),大邱・釜山・安東(洛東江),燕岐(錦江)),羅州・咸平(栄山江)等だ。

イ大統領は「環境・文化・観光などの種々多目的で4大河川が開発される事業は市・道支社と地域住民たちの絶対的要請によって予算に反映されたもの」としながら「企画財政部でもそのような点を検討して,色々な行政手続きにだいぶかかったが、ちょっと縮小させてまさに着手されるようにしたら良いだろう。それでこそ地方景気が生き返る」と話した。イ大統領はまた「地域建設会社らが4大河川事業にたくさん参加することができるように国土海洋部で制度を検討したら良いだろう」として「政府も格別の措置をしなければならないのではないかと考える」と強調した。

ソン・チャンソク,クォン・テホ記者 number3@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/327911.html

原文: 訳J.S