原文入力:2012.04.13 15:43修正:2012.04.13 17:22(1472字)
<写真>北朝鮮が光明星3号長距離ロケットを発射した13日午前、ソウル市龍山区(ヨンサング)の国防部でキム・ミンソク国防部スポークスマンが、07時39分頃北朝鮮が光明星3号を発射したが数分後に幾つもに分離され墜落し失敗したとブリーフィングをしている。 ソウル=ニューシス
政府の、北朝鮮光明星3号関連 “過度な声明”に
「初めから安心…安心しすぎるほど」と批判世論
政府が13日北朝鮮が発射した長距離ロケット光明星3号が軌道進入に失敗したのと関連した声明を出して「国民の皆さんは安心して日常を維持して下さい」と呼びかけた。 キム・ソンファン長官が発表した政府声明のこのような内容は、大統領府公式ツイッター(@bluehousekorea)のツイットで知らされた。
キム・ソンファン外交通商部長官は13日午前、緊急外交安保長官会議の直後記者会見を行ない「北は2012年4月13日07時39分平安北道(ピョンアンブクド)鉄山郡(チョルサングン)所在の発射場からいわゆる実用衛星だと主張する事実上長距離ミサイルを発射したが、失敗したことが確認されました」と発表した後「国民の皆さんは安心して日常を維持して下さい」と呼びかけた。 キム・ソンファン長官は記者会見で「北の今回の発射は弾道ミサイル技術を利用したいかなる発射も禁止した国連安保理決議1874号に対する明白な違反であり、韓半島と東北アジアの平和と安全を脅かす挑発的行為です」として「わが政府は北の新しい指導部が国際社会の一致した発射撤回要求を無視しこれを押し切ったことを強く糾弾します」として北朝鮮に責任を問うた。 キム長官はまた「わが政府は北の追加挑発を含む核とミサイル威嚇に効果的に対応できる総合的対策を講じており、関連国および国際社会と協力して今回の発射に対する対応措置を取っていきます」と付け加えた。
韓国放送(KBS)とYTN等はこうした内容を繰り返し伝えた。
報道機関と政府が協力して“日常維持”“‘安定”を要求するのに対し、インターネットでは一斉に余計な注文だという声が上がった。 実際に北朝鮮のロケット衛星発射と関連して動揺する国民がいないからだ。 株式市場も安定傾向にあり、買い占めなどの動揺も全くない。
ツイッター利用者@photo-jj***は「政府は『国民は安心して日常を維持してほしい』と言い、言論放送は鳴物入りで2時間以上も白黒画面を送りだしながら北朝鮮ニュース特報中・・・」として、大騒ぎをしているのは国民ではないと書いた。 ツイッター利用者@CinemaAg***も「あんたらこそ大げさに騒ぐな」と言い、ツイッター利用者@lyd***は「日常維持はカッカ(訳注:閣下・イ大統領のこと)をどうやって監獄に送るか考えることだのに・・・よく維持しますからね」と書いた。 ツイッター利用者@Demokratis***は「いいえ、直ちに週末から不正選挙糾弾大会を開かなければね。」と応じもした。 @LeeTopSKY***は「初めから安心していて、安心し過ぎるくらいです」と皮肉った。
デジタルニュース部 digitalnews@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/528207.html 訳A.K