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"第3労総 スタート、イ・ヨンホ前秘書官が関与‘ろうそくデモ’押さえ込むために支援官室を作った"

原文入力:2012/04/11 07:14(1276字)

イム・テヒ前大統領室長 明かす

 イム・テヒ(写真)前大統領室長が、昨年いわゆる‘第3労総’(国民労総)スタートにイ・ヨンホ前大統領府雇用労使秘書官とイ・トンゴル雇用労働部長官政策補佐官が裏側である種の‘役割’をしたことを示す発言をしていた事実が10日確認された。 彼はまた、国務総理室公職倫理支援官室(支援官室)は2008年‘ろうそくデモ’に参加した公企業役員と労組などを手入れするために作られたものだと語った。

 第3労総の背後に政府があり‘ロウソク取締り’のために支援官室がスタートしたという推測が多くなされてきたが、李明博政府の核心人物がこれを確認したことは初めてだ。

 イム前室長は去る4日、インターネット政治ウェブマガジン<ツポ>論客との懇談会で、自身が雇用労働部長官時期に政策補佐官を務めたイ・トンゴル氏を‘イ・ヨンホの人’として分類し 「イ・トンゴルはイ・ヨンホを通じて(李明博)キャンプに合流し、労働部に政策補佐官として行き、政策補佐官として行ってからは第3労総を作る時もイ・ヨンホの助けを受けた」と話した。 第3労総のスタートにイ補佐官が重要な役割を果たし、イ前秘書官がこれを支援したという話と解釈される。

 イム前室長はまた、支援官室設置の背景と関連して「(ろうそくデモに参加した)当時の公企業社長は全て去る政府の時に任命された人々であったが、イ・ヨンホがこれを鎮めるために公企業社長に対する監察を考えたようだ」として「総理室秘書室として労働部から派遣された人員にイ・ヨンホが状況把握をするよう指示したようだ」と話した。

 彼は続けて「イ・ヨンホは行政をよく知らない人なので、これを粉砕するとして強くゴリ押ししたようだ」として「しかし総理室では組織がないのでできないと言い、その過程で初期に規定のない業務があったようだ」として、不法または便法活動があったことを認めた。 イム前室長はその後「総理室担当者が正式に機構を作らなければなければならないと建議して、大統領訓令で監察チーム(公職倫理支援官室)を作り、監察チームができるとすぐに自然にイ・ヨンホ チームが主導することになった」と付け加えた。

 一方、民間人査察事件を再捜査しているソウル中央地検特別捜査チーム(チーム長パク・ユネ)は10日、チャン・ジンス前主務官などに渡した弁護士費用‘4000万ウォン’募金にも参加したイ・ウホン KORAIL流通常務(公認労務士)を呼び、イ・ヨンホ前秘書官の指示の有無などを追及した。 検察はイ常務がイ前秘書官の指示を受けてチャン前主務官の‘口止め’に深く介入したと見ている。

キム・テギュ、パク・テウ記者 dokbul@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/527753.html 訳J.S